シティグループ・キャピタルマーケットが21日（現地時間）に発行した最新のリサーチノートによると、iPhone 5Sの発売は従来の予測よりさらに遅れ、8月～9月になるようです。米国のCNETが伝えています。

シティのグレン・イェウン氏は、「以前、iPhone 5Sの発売は従来予測の6月から7月にずれ込むと伝えたが、台湾に拠点を置く当社リサーチチームの新しい情報から、発売は8～9月とさらに遅れる可能性が高い。量産に伴う問題が発生しているようだ」と述べています。

iPhone 5Sはこれまで6月のデビューが予測されていましたが、米ジェファリーのアナリスト、ピーター・ミセク氏も先週、iPhone 5Sと廉価版iPhoneの発売が遅れそうだと語っていました。

イェウン氏はまた、iPhone 6の今年中の発売はほぼないだろうと見ています。

「2013年の第4四半期（7～9月）は、iPhone 5S（改良されたカメラとプロセッサ、NFC機能、新色展開）、iPad mini（Retina、非Retina）、iPad 5（薄型化、軽量化、細いベゼル）、Retina搭載のMacBook Air等の刷新があるとみられる。iPhone 6（大きなスクリーン）はおそらく無い。低価格のiPhoneについては今もって不明だ」

イェウン氏は、アップルの第4四半期についてこのように予測しています。