ロイターは29日、関係筋から得た情報として、ソフトバンクがソニーのスマートフォンXperiaを今年の冬から国内で販売すると報じました。ソフトバンクがソニーの端末を販売するのは初めてで、旧ボーダフォン時代を含めると2004年12月以来になるとのことです。
ロイターによれば、スマホ事業で苦戦するソニーは、米国では現在、TモバイルUSを通じてXperia Z1Sを販売するのみ。米スプリントを子会社に持つソフトバンクグループの販売網を通じて、米国市場の強化を図るとのこと。
一方ソフトバンクは、スプリントと共同で開発したシャープのAQUOS CRYSTALを日米で投入する計画。続いてXperiaを投入することで、iPhoneに重点を置いた戦略を見直し国内メーカーと共同で日米市場の攻略を目指すとのこと。
ソニーは9月にドイツで開かれる家電見本市IFAで、フラッグシップのXperia Zシリーズ最新モデルを発表する見込みとのことです。