LINE株式会社は9日、同社の無料対話アプリ「LINE」の姉妹アプリとして、スタンプにオリジナルのフレーズを付けて投稿する「LINE スタンプス」の提供を開始しました。今回新たにリリースされたのはAndroid版ですが、昨年11月末からテスト公開されていたiOS版も、あわせて正式リリースされています。

同アプリは、ユーザーがLINEスタンプに「タグ」と呼ばれる1言フレーズを作成して添え、投稿し合うことができるサービスです。投稿したスタンプは、LINE友だちや国内のユーザーに公開され、閲覧する側は「いいね」を押したり、コメントを書いたりすることができます。また「いいね」の数に応じたユーザーランキングも表示されますので、自身のタグ作成のアイデアに使ったり、「タグ王」を目指したりするのもよいでしょう。

使用するスタンプは新たに購入する必要はなく、アプリ内で選択することができます。また「幸せ」「怒り」などカテゴリー別に分かれて表示されていますので、必要な「感情」を簡単に探し出すことができます。

サービス開始時のラインナップとしては、クリエイターズ・スタンプとLINEキャラクター・スタンプとで合計100万種類以上（利用国による）取り揃えられており、また毎日更新されていきますので、多彩なスタンプでタグ作成を楽しむことができます。

一方で気に入ったスタンプが見付かった場合には、アプリ内のボタンからLINEアプリのスタンプショップに移動できますので、そこで購入することが可能です（購入するスタンプにタグは付いていません）。

同社では、ユニークなフレーズを投稿し合うことで、ユーザーが、ユニークさを競って仲間と楽しんだり、あるいはスタンプの新たな使い方を発見したりするなど、これまでにないスタンプの楽しみ方を提供できればとしています。

また同サービスによって、ユーザーは新たなスタンプを見付ける機会が増え、スタンプ・クリエイターは自身のスタンプをアピールする機会が増えることから、これにより双方の利便性を図りたいとしています。

「LINE スタンプス」はApp Storeから無料でダウンロードし利用することができます。