米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は21日、今秋に発売される見通しのアップルのiPhone 7について、デザインはiPhone 6や6Sからほとんど変わらないと報じ、従来の噂を裏付けました。
すでに噂になっているとおり、iPhone 7におけるデザインの最大の変更点はイヤホン端子の廃止になる見通し。ディスプレイサイズ(4.7インチと5.5インチ)の変更はないとみられています。2年ごとにデザインを大幅に刷新してきたiPhoneの発売サイクルは、この秋から大きく変わることになりそうです。
一方で、iPhone誕生から10年となる2017年に発売されるモデルは、曲面の有機ELディスプレイを採用し、Touch IDがディスプレイに埋め込まれてホームボタンがなくなるなど、大幅なデザイン変更が見込まれています。WSJによれば、アップルの最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏は、何年も前から「一枚のガラス板のように見える」iPhoneのデザインを追求しているとのことです。
WSJは、iPhone 7について、イヤホン端子がなくなれば耐水性の向上が期待できるとしています。その他予測されるのはさらなる薄型化。これ以上の薄さを望む人はあまりいないかもしれませんが、アップルは今年もヤルようです。