アップルの新製品情報に詳しいKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、最新のリサーチレポートの中で、次期iPhoneとなる「iPhone 7」でデュアルレンズカメラが搭載されるのは5.5インチモデルのみ、と述べています。
「新しいiPhoneのフォームファクタはiPhone 6sや6s Plusと似たものになる。ハードウェアの大きな変更点はデュアルカメラだ(5.5インチのみ)」(クオ氏)
クオ氏は今年1月、「アップルはシングルカメラとデュアルカメラを搭載した複数のiPhone 7 Plusの開発を行っている」と報告しました。以来、iPhoneのデュアルカメラ搭載に関する噂が勢いを増しています。アップルが、サプライヤからデュアルカメラのサンプルを取り寄せたとの情報もあります。
デュアルカメラの噂が登場したのは、アップルがLinX Technology社を買収したことと深く関係しています。この買収により、iPhoneでデジタル一眼並みの写真が撮影できるようになるのではと期待されています。LinXのカメラは、3Dデプスマップ、優れた色再現精度と均質性、Ultra HDR、低いノイズレベル、高い解像度、低コスト性、ゼロ・シャッターラグ、ベゼルのないディスプレイを可能にするコンパクトなデザインなど、他にも数多くの利点があります。
アップルは最近、標準の広角レンズと望遠レンズから構成されるデュアルカメラシステムの特許を取得しました。それによると、望遠レンズは動画と写真でズームイン操作が可能のようです。
via - MacRumors