iPhone 6sの発売まであと1ヶ月ちょい(たぶん)! 7月31日時点でのiPhone 6sに関する様々な噂を改めてまとめてみました。
アップル製品のリーク情報で有名なフランスのサイトNowhereElseは7月30日、iPhone 6sのものとする部品数点をサイト上に公開しました。その中には、iPhone 6で不評だったiSightカメラの突起部分に相当する部品が含まれているようです。iPhone 6sのカメラもまた、前モデルの負の遺産を引き継ぐことになるのでしょうか。
コーエン&カンパニーのアナリスト、ティモシー・アルクリ氏は、アップルがiPhone 6や6 Plusと内部部品が同じでスクリーンサイズが4インチの「iPhone 6c」を製造・発売する準備を進めていると述べていました。しかしアルクリ氏はその後、アップルがこの計画を破棄したと伝えました。- 7月27日
NowhereElseは7月17日、iPhone 6s Plusのものとするケースのリーク写真を掲載し、現行モデルより強度が増して折れ曲がりにくくなっていると伝えました。iPhone 6と6 Plusの発売時には、一定の力を加えるとデバイスが折れ曲がる現象がユーザーから報告され、「Bebdgate(ベンドゲート)」と呼ばれて話題になりました。
9to5Macが6月30日に掲載したiPhone 6sのものとするケースのリーク写真をみると、外見はiPhone 6とほとんど変わらないことがわかります。従来のsモデルは先行モデルと外見がほとんど同じだったため、6sもそれにならう可能性が高いようです。
4インチの新型モデルが発売されると噂されていた時期もありましたが、最近の報道では、iPhone 6sは現行と同じ4.7インチと5.5インチの2つのサイズで発売されるとの見方で一致しています。
Wall Street Journalは3月に、iPhone 6sにピンク色のモデルが加わる見込みだと報じました。その後、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も同様の見解を公表しています。
KGI証券のミンチー・クオ氏は4月、次期iPhoneに感圧タッチが採用されることで、iPhoneの操作性が劇的に変化するとしたうえで、次期iPhoneの名称が6sを飛ばして7になる可能性を指摘しました。
感圧タッチを搭載したディスプレイは、指先の圧力の差を検知することができます。例えば画面を強くプレスするとポップアップメニューが表れて、メニューやオプションのページ全体を呼び出す場合と異なり、前後の操作と関連性の高い設定を変更したりできます。
sモデルは先行モデルの性能をマイナーチェンジし、いくつかの新機能を追加するのが通例となっています。例えばiPhone 5sでは、iPhone 5になかったTouch IDとデュアルフラッシュカメラが追加されました。
Bloombergによると、アップルは4月にサムスンと提携し、新iPhone向けに新しいプロセッサを開発したとのこと。この新しいプロセッサの採用により、性能が大幅に向上するとみられています。
アップルブロガーとして有名なジョン・グルーバー氏は昨年11月、The Tech Blockで「アップルはかつてないほど大規模なカメラアップデートに取り組んで」おり、iPhons 6sにはデュアルレンズが搭載されてデジタル一眼レフ並みの写真が撮れるようになると述べました。
Wall Street Journalも4月、アップルはイスラエルのカメラ会社LinXを買収し、iPhoneのカメラを大幅に改良すると伝えています。ただしアップル(やその他の技術系企業)は企業買収を頻繁に行っており、そこから何も生まれないこともしばしばあります。
MacRumorsは2月、前出のミンチー・クオ氏の発言として、iPhone 6sのTouch IDは読み取りエラーが減り、Apple Payをより安全かつ快適に使用できるようになるなど、性能が向上すると伝えています。
iOS 9のパブリックベータは公開済みで、プレリリース版をすでに使用している人もいます。アップルは、iPhone 6sの発売と同時に正式版をリリースする予定ですが、その前にいくつかの不具合を解消するものとみられます。iOS 9は少数ながらも大幅なアップデートが行われる予定です。中でも「低電力モード」は、iPhoneのバッテリー寿命を大幅に改善することが期待されています。