アップルは昨年、米国と英国に限り、iPad Air 2にApple SIMをプリインストールして発売しましたが、今年秋にリリースされる見通しのiPhone 6sにも、同じ機能を追加する可能性が浮上しました。米Apple Insiderが報じています。
Apple SIMがあると、ユーザーはデバイスを購入した後に臨機応変に通信キャリアを変えることができます。ただし、キャリアの中にはApple SIMに反対している企業も存在します。例えば米国のベライゾンは、昨年Apple SIMへの参加を拒否しましたし、米AT&Tでは、Apple SIMで同社ネットワークに接続すると、その後他社のネットワークに切り替えることができない仕様になっています。
Apple SIMが、宣伝されているようにスムーズに機能するかは今のところ不明です。アップルは、秋の発売までにすべてのキャリアの賛同を得ることができるでしょうか?また、Apple SIMに対応するデバイスは、Apple Storeから購入することになるため割引も適用されません。
Apple Insiderはこの他、iPhone 6sのRAMが現行の1GBから2GBに増量するとも伝えています。容量が増えればマルチタスク機能が大幅に改善すると見込まれますが、同時にバッテリー消費量も増えると予想されます。
via - Apple Insider , Techno Buffalo