韓国コリアタイムズは23日、サムスンが今年発売される見通しのアップルの次期iPhoneにダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)を供給することでアップルと合意したと報じました。供給量は全体の半分以上で、取引価値は数十億ドルに及ぶとみられています。
サムスンはこれまでにもアップルにDRAMを供給しており、次期iPhoneとiPad向けに14ナノメートルプロセスA9チップを製造するとの噂が繰返し流れています。iPhoneのDRAMは、これまでサムスンの他、東芝、エルピーダメモリ、マイクロン、SKハイニクスなどが供給してきました。
アップルと熾烈なライバル関係にあるサムスンですが、一方で人気商品iPhoneの重要な部品サプライヤでもあります。有名なところでは、アップル独自のAシリーズチップは、昨年発売のiPhone 6で台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニーに引き継がれるまでテキサス州オースティンにあるサムスンのシリコン製造工場で製造されてきました。
韓国では、アップルが、今より高い地位と給与を提示してサムスンからチップやバッテリの専門家を引き抜こうとしているとの報道も伝えられています。
via - Korea Times , Apple Insider