iPhone 6とiPhone 6 Plusの発売を機に、買い替えや購入を考えている人は多いと思います。端末の料金も気になるところですが、やはりスマートフォンなどを購入する際もっとも重視したいのは毎月の利用料金です。
基本的なプランに加えて、25歳以下のユーザーのみ割引や年月で割引など複雑な要素が絡み合うため、いまひとつわかりにくいと思う人も多いことでしょう。
こちらでは、それらの例外を除いて基本的に必要となる月額料金を各キャリアごとにピックアップしてみました。
特定の条件で適用される割引キャンペーンなどを除けば、各社とも新プランを選択した場合「基本プラン2,700円」+「ISP料金300円」+「データ定額パック3,500円~」の、合計6,500円/月が最低でも必要です。ちなみに、データ定額プランを一般的な利用スタイルである5GBに指定した場合、各社とも月額料金は8,000円となります。
ソフトバンクの新プラン「スマ放題」は、国内通話24時間無料とデータ定額パックがセットになったものです。11月30日までは従来までのプランである「ホワイトプラン」も選択可能なため、通話よりも通信重視で月額料金をなるべく抑えたいという場合は、そちらを選択するのもひとつの手といえます。
ソフトバンクの料金プランで注目なのが、データ定額パック・標準です。本来は「通話し放題プラン」+「S!ベーシックパック」+「データ定額パック・標準」を選択した場合、月々の支払いが8,000円で5GBまでしか利用出来ませんが、2014年9月30日までの期間限定で、データ定額パックの標準以上を選択したユーザーに最大13ヵ月間、2GBが増量されるキャンペーンが適用されます。
契約時の注意点として、ソフトバンクのiPhone 6やiPhone 6 Plusを代理店等で購入するときに、オプションで「快適モード」が申し込まれてしまっている場合があります。「快適モード」とは、データ定額パックの容量を超過したときに自動で追加データが購入されるというサービスです。これにより知らずにデータ通信をしまくっていると、膨大な料金を請求されてしまう可能性があります。
ちなみに、ソフトバンクオンラインショップで購入した場合は、データ超過後に速度が低下し、任意で1GBずつ追加購入が出来る「制限モード」が適用されています。
その昔、ケータイの使いすぎで膨大な請求が来て「パケ死」したなんて言葉が流行りましたが、そうならないように契約の時に「快適モード」か「制限モード」か必ず確認するようにしましょう。
【基本プラン】
通話し放題プラン:2,700円/月
+
【ISP料金】
S!ベーシックパック:300円/月
+
【データ定額パック】
小容量:2GB、3,500円/月
標準:5GB+2GB増量、5,000円/月
大容量(10):10GB+2GB増量、8,000円/月※
大容量(15):15GB+2GB増量、12,500円/月
大容量(20):20GB+2GB増量、16,000円/月
大容量(30):30GB+2GB増量、22,500円/月
※10GBがおトクキャンペーン適用で
他社に先駆けて、国内通話24時間かけ放題プランのカケホーダイを導入したドコモ。その好評の「カケホーダイ&パケあえる」プランを、今回のiPhone 6とiPhone 6 Plusでも利用することが出来ます。MNPで新規に取り込んだユーザーだけではなく、長らく同社の携帯電話を愛用しているユーザーのために「ずっとドコモ割り」として毎月300円~最大2,000円の割引も用意されています。
⇒ ずっとドコモ割
また、家族でドコモスマートフォンを利用している場合、家族間で利用データ量を分け合える「シェアパック」のプランが用意されているのが特徴的です。
ソフトバンクの「快適モード」同様に、ドコモにも「スピードモード」というオプションが用意されています。通常はデータ量超過後に128kbpsに速度が制限され、その都度1GBずつ追加で購入するか任意で選択できますが、「スピードモード」では自動的に課金されデータが追加されます。代理店等で購入する際に、この「スピードモード」が加入の条件の場合になっている場合もありますので、自動で追加されるのが嫌な場合は注意してください。
【基本プラン】
カケホーダイプラン:2,700円/月
+
【ISP料金】
spモード:300円/月
+
【データ定額パック】
データSパック(2GB):2GB、3,500円/月
データMパック(5GB):5GB、5,000円/月
データLパック(8GB):8GB、6,700円/月
シェアパック10:10GB、9,500円/月
シェアパック15:15GB、12,500円/月
シェアパック20:20GB、16,000円/月
シェアパック30:30GB、22,500円/月
auの新プラン「カケホとデジラ」は、国内通話24時間のかけ放題の「かけ放題プラン」と、利用スタイルに合わせて6種類のデータプランが選択できる「データサービス」がセットになったサービスです。auもソフトバンク同様に旧プランの「LTEプラン」を選択することができ、通話よりも通信がメインで利用料金を抑えたいという人はそちらを選んだ方がよいでしょう。
auではこのほか、iPhoneと「auひかり」や光インターネット、ケーブルテレビといった対象固定費通信サービスとセットで契約すると、利用料金が永年934円~最大1,410円割引になる「auスマートバリュー」というサービスも用意されています。
【基本プラン】
電話カケ放題プラン:2,700円/月※
※誰でも割適用時
+
【ISP料金】
LTE NET:300円/月
+
【データ定額パック】
データ定額2:2GB、3,500円/月
データ定額3:3GB、4,200円/月
データ定額5:5GB、5,000円/月
データ定額8:8GB、6,800円/月※
データ定額10:10GB、8,000円/月
データ定額13:13GB、9,800円/月
※2014年10月1日以降は6,700円