29日に明らかになったロジックボードのリーク画像から、iPhone 6にNFC(近距離無線通信)技術が搭載されることはほぼ間違いないとみられています。31日(米国時間)、米テクノロジー系サイトRe/codeは、アップルがモバイル決済の提携先としてアメリカン・エキスプレスと契約を交わしたと伝えました。次いで米ブルームバーグも、アップルがVisaおよびMasterCardと提携したと報じています。
クレジットカード各社は、NFCを使用したスマートフォンによる支払いの取扱いをすでに開始しています。NFCを受け付けるかどうかは店舗次第であるため、アップルがモバイル決済を軌道に乗せられるかどうかの1つのハードルとなりそうです。
アップルの情報に詳しいジョン・グルーバー氏は先週、自身のサイトDaring Fireballで「NFCとクレジットカード情報を保存できる新しいSecure Enclave。つまりユーザーは、実店舗でiPhoneをかざすだけで買物ができるようになる。ただし新しいiPhoneに限る」と述べ、また、この技術はiWatchにも搭載されると断言していました。
アップルは、Touch IDでスキャンした指紋を格納するための「Secure Enclave」という領域を、iPhone 5sのA7チップにすでに搭載しています。ティム・クック氏は以前、電子商取引の認証がTouch ID開発の動機の1つであったと述べていました。
via - Cult of Mac