先日iPhone 6のものとされる次期Lightningケーブルの画像が流出しましたが、現在このリバーシブル型USBを採用したケーブルが、iPhone 6との同時発売に間に合わないのではないかと言われています。
サードパーティー・ベンダーのMoca.co社がこのほど明らかにした、アップルの受託生産企業から入手した情報によれば、アップルは委託先に対して、同ケーブルの製造依頼をいまだかけていないということです。また同ケーブルはiPhone 6との同時発売に間に合わないだけでなく、年内の発売さえも危ういとされています。
アップルはすでに製造委託先から製品サンプルを受け取り、承認を求められているものと思われます。しかし現状を見る限りでは、それ以降何も進んでいないようです。また今後生産体制に入ったとしても、実際に消費者の手元に届くまでには数カ月を要することが懸念されます。
一方、iPhone 6用とされる、新型USB電源アダプタのリーク画像も先ごろ流出し、話題を呼んでいます。同アダプタについてMoca.co社は、既に生産は開始されていて、iPhone 6と同時に発売される可能性が高いとしています。また形状や仕様についても言及しており、サイズは現行モデルより若干大きくなっただけですが、最大出力は現行の2倍となる2Aで、充電時間についても従来の1.4~1.5倍の速さで可能になると伝えています。
ただし今回の情報については、Moca.co社がアップルの情報筋として定評ある企業というわけではないため、一情報として軽く受け止めるくらいにしておく方が無難かもしれません。
次期Lightningケーブルの発売遅延を受けMoca.co社では、MFi認証を取得したリバーシブル型ケーブルを製造し販売する予定だとしています。10月の発売を目指して、現在は予約注文を受け付けているということです。また同社Lightningケーブル、電源アダプタはともに、下記動画で確認することができます。
via - 9to5Mac