中国のブログFeng.comは26日、アップルが次期iPhoneで128GBのモデルを発表すると報じました。ただしこの容量オプションは5.5インチのモデルに限られるようです。米国Apple Insiderが伝えています。
iPhone 6のモックアップと5sの比較画像
Feng.comは、サプライチェーンの消息筋から得た情報として、アップルが5.5インチのiPhone 6に128GBのモデルを追加すると伝えました。4.7インチの最大容量は従来通り64GBであるようです。
この噂は、中国のインターネット企業Tencentが25日、「次期iPhoneは9月19日に発売される」と報じたことに続いて登場しました。この日付は憶測とみられますが、ドイツの無線プロバイダーDeutsche Telekomが5月に報じた日付と、偶然にも一致します。
Tencentは、次期iPhoneの容量は32GBと64GBで、価格はそれぞれ850ドル（約8万6千円）と1,000ドル（約10万2千円）になると伝えていました。16GBのモデルには触れていなかったため、アップルがローエンドのモデルを廃止する可能性が示唆されていました。
KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、アップルが5.5インチのiPhone 6で従来のモデルとの差別化を図るとの見方を示しています。クオ氏は、今週初めに発行した投資家向けレポートの中で、5.5インチモデルの背面カメラには手ブレ補正機能が搭載されるが、4.7インチのモデルには搭載されないと述べています。
アップルがユーザーに、iCloundの新しい価格プランを利用させようとしている可能性もあります。5GBの無料ストレージは、10GBへのアップグレードは年間2,000円、20GBへのアップグレードは年間4,000円がかかります。
次世代iPhoneでは、デザインの刷新とさらなる薄型化、スリープ／スリープ解除ボタンの位置の変更、A8プロセッサへの改良などが見込まれています。アップルは、iOS 8の2つのベータ版をすでに公開しており、これらはまだ正式発表されていないデバイスの機能をさらに高めることになるとみられます。一方、最新のビルドからは、新しいデバイスに関する情報はほとんどもたらされていません。