ドコモは11日、2016年夏モデルとして、スマートフォン5機種、タブレット1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計7つの新機種を発表しました。予約開始は本日から。発売は5月19日のGalaxy S7を皮切りに、順次予定されています。
国内で唯一iPhoneに対抗できるスマホ、それがXperiaです。お馴染みのZシリーズに終止符を打ち、新たにXとして再スタートを切りました。
●メタル素材とラウンド形状
5インチサイズの端末は、従来のガラス素材からメタル素材に変更され、デザインも四隅がより丸みを帯びたラウンド形状となりました。個人的にはXシリーズの角ばったデザインのほうがクールに感じますが、実用面を考えると、ラウンド形状の方が手に持ったときやポケットに入れたときのフィット感は良いと思います。
●ディスプレイ面までカラフルに
Xperia X Performanceのカラバリは4色。バックパネルとディスプレイ面が同色で仕上げられているため、デザインに一体感があります。ちなみに、iPhone 6sも4色展開ですが、スペースグレイ以外は、バックパネルとディスプレイ面の色は異なります。
●超高速起動カメラ 撮影までわずか0.6秒
端末のサイドにあるカメラキーを長押しすると、即座に撮影することができます。起動からオートフォーカス、撮影まで0.6秒しかかかりません。iPhone 6sのカメラアプリを起動してピントが合うまでに約1秒はかかるので、それよりも速く撮影までできるようです。
●先読みオートフォーカス機能
カメラのもう一つの注目点は「先読みオートフォーカス機能」。従来の「追尾フォーカス機能」がさらに進化し、タッチした被写体の動作を予測してフォーカスを合わせ続けることができるようになりました。じっとしていられない子供やペットもブレることなく撮影できます。
⇒ Xperia X Performance SO-04H(6月中旬発売予定)
グローバルに見ればiPhoneの対抗馬として筆頭に来るのがサムスンのGalaxyです。
●5.5インチの大画面なのにコンパクトサイズ
Galaxy S7 edgeの画面サイズは、iPhone 6s Plusと同じ5.5インチ。しかし、6s Plusより幅が0.5センチ小さく、さらに表裏両面のサイドがゆるやかにカーブしているため、手にしたときのフィット感は6s Plusを上回ります。
●ドコモ史上最大容量のバッテリー
Galaxy S7 edgeのバッテリー容量は、S6 edgeの1.4倍となる3600mAh。ドコモ史上最大の大容量バッテリーです。今回の夏モデル発表会の場でもドコモの加藤社長が強調していた点です。
●Always On Display
Super AMOLED(有機EL)の特性を生かし、スリープ状態を解除しなくても、バッテリーを気にすることなく時計やカレンダーなどを常時画面に表示しておくことができます。
●一眼レフカメラの技術を採用
今までは主に一眼レフカメラでしか採用されていなかった「デュアルピクセル・オートフォーカス」をスマホに初搭載。暗い所でも超高速オートフォーカスが可能になりました。
⇒ Galaxy S7 edge SC-02H(5月19日発売)
2016年夏モデルとして発表されたスマホ5機種で、唯一ミドルクラスの価格帯に分類されるのがarrows SV F-03Hです。
●頑丈設計
防水・防塵は当然ながら、アメリカ国防省が定めるMIL規格の14項目をクリアしているので、頑丈なつくりとなっています。特に本体側面のアルミフレームにはハードアルマイト処理が施されており、10円玉でゴリゴリ削っても、キズが付きません。
●ミドルクラス初のワンセグ対応
ドコモの夏モデルでは唯一ワンセグ用のアンテナを内蔵する機種です。テレビを見たいときは、本体からアンテナを引き出せば、すぐにワンセグを見られます。
●3日を超える電池持ち
ミドルクラスの端末ながら2580mAhバッテリーを搭載し、arrows定番の「3日持ち」を実現しています。
⇒ arrows SV F-03H(6月下旬発売予定)
●ハイスピードIGZOでスクロールも動画も2倍なめらか
通常、液晶は1秒間に60コマで描画しますが、AQUOS ZETA SH-04Hは倍の120コマ。つまり、従来の液晶の2倍もなめらかに画面スクロールや動画を見ることができるのです。
●バッテリ残量20%でも1日持つ「長エネスイッチ」
ZETA SH-04Hは、朝、バッテリ残量が20%でも1日持つ「長エネスイッチ」を搭載。夜、充電を忘れてしまっても安心です。
●自動でブルーライトをカットする「リラックスオート」
リラックスオートは生活パターンを学習し、就寝時間に近づくと自動で目に優しい画質へと移行してくれる機能です。
⇒ AQUOS ZETA SH-04H(6月上旬発売予定)
ディズニーのキャラクターをモチーフにしたDisney Mobile。今回の端末の製造はLGエレクトロニクスが担当。
●光るハートが現れる背面イルミネーション
着信すると本体背面に描かれたハートが浮かび上がり、イルミネーションの世界を演出。
●ミッキーアイコン型のカメラ
本体背面のカメラとフラッシュがミッキーマウスのシルエットになるようにデザイン。
●「ミッキー」でシャッターが切れる
「ミッキー」と呼ぶとシャッターが切れるボイスシャッターを搭載。さらに、撮った写真をディズニーカスタマイズできる機能やアプリも搭載しています。
⇒ Disney Mobile on docomo DM-02H(7月上旬発売予定)