iOS対アンドロイドの戦いは、世界でどのように展開しているのでしょうか。モバイル技術会社のdotMobiが、デバイスのブラウジングに基づき世界101か国をアップル派(黒)とグーグル派(緑)に色分けしたインフォグラフィックを作成しました(グレーの地域はデータに含まれず)。米国のCult of Androidが伝えています。
結果は、多くの人の予想を裏付けるものとなりました。つまり、アップル(iOS)はデバイスの高級性から西欧市場での支配を強める傾向にあり、一方のグーグル(アンドロイド)は、製品の多様性や低い価格などから、新興市場でより高い成功を収めていました。
アンドロイドが優勢な地域は64か国、iOSが優勢な地域は34か国と、数字の点ではアンドロイドが勝利していますが、アップルは、米国、イギリス、カナダ、日本など主要な西側市場で首位をキープしています。
iOSとアンドロイド以外のプラットフォームにとっては、状況はあまりよくありません。
アップルとグーグル以外のプラットフォームが優勢な市場は2カ所のみで、1つはブラックベリーが市場の39%を占める南アフリカ、もう1つはノキアが26%を占めるバングラディシュです。
米国では、iOSとアンドロイドの合計がウェブブラウジング全体の97%を占めています。その他の国々の内訳は以下の通りです。