アップルは現地時間19日、新型MacBook Proなどの発表イベントとみられる招待状を一部メディアに送付しました。イベントの開催日時は10月27日午前10時。日本時間の10月28日午前2時からとなります。
ここでは、これまでの報道から、同イベントで発表が期待される製品やサービスをご紹介します。
今回のイベントの最大の目玉は、新型のMacBook Proです。最新の情報によれば、デザインが一新され、昨年発売されたMacBook Retinaモデルに近い外見になるとか。注目点は、従来のファンクションキーの代わりにキーボードの最上段に設置されるタッチスクリーンで、使用するアプリに応じて表示を変えられるとのこと。その他、指紋認証センサーや、業界で標準となりつつあるUSB-Cポートの搭載も見込まれています。
MacBook Airも、USB-Cポートの搭載や性能の高速化などいくつかの改良が図られる見通しです。MacBook Retinaモデルの登場に伴いMacBook Airは廃止されるとの噂も出ていますが、少なくともあと2、3年は発売が続くのではないかとみられます。
iMacは仕様にいくつかの改良が施される見通しですが、デザイン面の変更があるかどうかは不明です。アップルは2年前にRetina 5Kディスプレイモデルを発表しており、昨年のアップデートでは色表現を改良しています。
アップルはすでに、AirPodsを10月に発売すると発表しているので、イベント当日に正式に発売が開始されるのではないかとみられています。
アップルは、iPhone 7 Plusのデュアルカメラの機能である「ポートレートモード」の提供を、iOSのアップデートとともに開始すると先月発表しています。
iOS 10.1のベータ版は一部のユーザーにすでに公開されており、イベント当日に正式版が発表されるものとみられます。
ポートレートモードは、デジタル一眼レフカメラの「ボケ」の効果に似たもので、手前の被写体に焦点を当てたまま背景をぼかした写真を撮ることが可能です。ポートレートモードを搭載しているデバイスは、現時点ではiPhone 7 Plusだけです。
他にも、日本におけるマップアプリの乗換案内や、10月25日から利用可能と噂されるApple Payも、iOS 10.1とともにデビューするかもしれません。
via - Business Insider