KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、投資家向けの最新レポートの中で、アップルが来年初めに4インチサイズの「iPhone 6c」を発売する計画だと述べました。
クオ氏によると、このiPhone 6cは外見がiPhone 5sに似ており、縁のデザインはiPhone 6や6sのように丸みを帯びていて、A9プロセッサとNFCチップを搭載しているとのことです。
またケースは金属製で、カラーは2~3色。カメラは5sから変わらないとのこと。発売は来年の第1四半期(1~3月)と見込まれ、価格は400~500ドル(約4万9000円~6万1000円)。クオ氏は、6cの売上げは比較的緩やかになると予測しており、来年のiPhone全体の売上げの8~9%を占めるとしています。
クオ氏は、4インチサイズのiPhoneに対する需要はいまも存在し、また、低価格品を選ぶユーザーの多い新興市場への同社の普及を後押しすることにもつながるなど、アップルがこの製品を発売する十分な理由が存在するとしています。
例年、季節的な要因から年明けはiPhoneの売上げが鈍化しますが、クオ氏は、iPhone 6cの発売により鈍化の規模が縮小される可能性が高いと予測しています。
via - 9to5Mac