アップルの勢いはとどまるところを知らず、つい先日も、2014年10~12月期の決算発表で、iPhoneの販売台数が7450万台に上り、四半期の販売台数として過去最高を記録しました。
飛ぶように売れ続けるiPhoneですが、もちろんAndroidのスマートフォンを愛する人も多く、人気の理由もしっかりとあります。
ではAndroidの優れた点を15連発、iPhoneと比較しながらみてみましょう。米Business Insiderが伝えています。
iPhoneの場合、購入する時点でまず、どの容量の機種を買うべきか悩まなければなりませんが、Androidの場合には、ほとんどの機種でmicro SDカードが採用されていますので、容量が足りなくなったときでも、安く簡単に増やすことができます。
Android端末はiPhoneと異なり、バッテリーが劣化した際、新しいバッテリーとの交換が可能です。
image - Android Central
Androidスマートフォンの多く(HTC OneやLG G3、Galaxy S5など)は、本体上部にIRブラスタが搭載されていますので、リモコンとして利用することができます。
Androidでは、スクリーン・ショットやダウンロードした画像、メールやメッセージに添付された画像などを、個別のフォルダに保存することができます。
一般的な意見ですが、Androidのファイル管理システムは優れています。端末をパソコンに接続すると、パソコンの画面に端末内のフォルダをすべて表示したウィンドウが立ち上がります。その後、必要なファイルを、普段パソコンを操作するのと同じ感覚でドラッグ&ドロップするだけで、データの移行が可能です。
iPhoneに音楽を入れるにはiTunesの存在が欠かせませんが、Androidは基本的に好きな場所から音楽を取り込むことができます。
iPhoneの充電には専用のLightningケーブルが必要ですが、Androidのスマートフォンは、対応のmicro USBケーブルであれば、基本的にどのケーブルでも充電することが可能です。
インターネットで興味あるアプリを見付けたとき、iPhoneではiTunesかApp Storeに移動してアプリをダウンロードしますが、一方でGoogle Playはそのウェブサイトから直接アプリをダウンロードできます。
image - Android Police
iPad と異なり、Androidタブレットでは、1台の端末で複数のユーザーアカウントを設定することができます。Android 5.0(Lollipop)では、スマホでもマルチユーザー設定が可能です。
各自でユーザーアカウントを所有することになるため、データは共有されません。1台の端末を、家族や会社で共有する場合に便利です。
iPhoneのユーザーによっては、Googleの地図アプリ「Google Maps」の方が、iOS標準アプリの「マップ」より使い勝手が良いと感じるかもしれません。しかしiPhoneでは「Google Maps」をデフォルトに設定することはできません。
ロック画面の解除方法として、iPhoneはパスコードの入力とTouch IDしかありませんが、Android端末には、パターンロックや顔認証など、他にもいくつかの選択肢があります。
Androidの魅力の1つに、カスタマイズ性の高さが挙げられます。例えばホーム画面に「ウィジェット」を置くなど、iPhoneよりもオリジナル性の高いホーム画面を作ることができます。
またカスタマイズ用アプリも豊富で、これらのアプリを使えば自分の好みに合った操作性に変更することが可能です。例えば人気のホームアプリ「Aviate」では、各アプリをアルファベット順に並べてリストのように表示することができます。
Androidのスマートフォンでは、不要な標準搭載アプリを無効化して、非表示にすることができます。
Androidのスマートフォンでは、ほとんどの機種で、2つのアプリを同時に起動して表示させることができます。
例えばLGのスマートフォンでは、起動させたアプリの画面を好きな場所に移動したり、アプリ画面を透過表示にしたりできるほか、サイズの変更も可能です。
Androidのスマートフォンでは、Eメールやアラームなどアプリからの通知が、常に画面上部のステータスバーに表示されます。チェックしなければならないことや返信を要するものが一目で分かります。
それほど重要でもありませんが、Androidに標準搭載の目覚まし時計は、起床まで何時間あるのか睡眠時間を教えてくれます。iPhoneのユーザーは、自分で計算しなくてはなりませんが......。