パスワード管理で定評のある1Passwordアプリが26日(現地時間)、iOS版/Mac版ともに大幅アップデートを行いました。
最新のiOS版(バージョン5.2)では、ワンタイムパスワード(2段階認証)に対応したほか、だれもがよく使うサービスについては、ログイン情報を作成する画面があらかじめ用意されました。ほかにも新たな入力フィールドが追加されています。
一方Mac版(バージョン5.1)では、アップデートの多くが同期機能の向上となっており、例えばWi-Fiを介して、保管庫にあるカテゴリーごとに、iOSデバイスと同期できる機能などが追加されています。
iOS版およびMac版の主なアップデート内容は以下のとおりです。
iOS版で今回追加された、各サービス対応のログイン情報の作成画面では、例えばApple IDやGoogleなど人気のサービスやウェブサイトにおいて、ログイン情報の作成画面がアプリ内にすでに用意されているため、ユーザーは必要な情報のみを入力するようになっています。
ワンタイムパスワード(2段階認証)については、ウェブサイトなどで2段階認証が求められた際、この機能を使うと、ランダムな認証コードを生成してくれるというものです。
さらに住所や日付など、新規フィールドがいくつか追加されました。
これらの機能のうちログイン情報の作成画面はすべてのユーザーが利用可能ですが、「ワンタイムパスワード」と「新規フィールド」については、Pro Features(高機能版)の利用者が対象です。
Mac版においては、iCloudを使って複数のデバイス間でマスターパスワードの同期が可能になったほか、ポルトガル語がサポートされました。
iOS版1Passwordは、App Storeから無料でダウンロードできます。Pro Features(高機能版)については、アプリ内課金によって入手可能です(1000円)。一方Mac版1Passwordは5000円で、Mac App Storeから購入できます。
via - 9to5Mac