アップルは、日本の同社公式サイトで新しい何かを始めようと称するプロモーションを開始しています。このプロモーションでは、アップル製品と各種アプリを使ってアートを生み出すユーザーやアーティストに焦点を当て、彼らの作品を紹介しています。
制作に使用した製品にはiPhone 6 / 6 Plus、iPad Air 2およびiMacなどが挙げられ、またアプリにはProcreate(iPad向け描画アプリ)やVSCO Cam(写真撮影・編集用アプリ)、iDraw(Mac向け描画アプリ)などが挙げられています。
現時点で紹介されているのは14作品。例えばデジタル・アーティストのロズ・ホール氏はiPad Air 2とProcreateを使って、自身が勤める大学の近くで見かけた人々を肖像画に描いています。
またメディア・アーティストのマット・パイク氏はiPhone 6とiMovieを使って、実際の映像をデジタル・アニメーションのようなフィルム作品に仕上げています。
別々の大陸に住む2人組のアーティスト、クレイグ・アンド・カールは、iPad Air 2とWaterlogue (写真を水彩画風に加工するアプリ)で作品を作ったほか、創作過程のアイデアやスケッチの交換はiMessageやFaceTimeで行ったといいます。
アップルはまた同社アプリの機能にも言及し、例えばカメラアプリを使用した作品では、iPhone 6で露出コントロールを駆使したものや、iPad Air 2でバーストモード(連写機能)を使った作品などを紹介しています。
「新しい何かを始めよう」と題するこれらのページは、各国の公式サイトのなかでも日本版にしか掲載されていないことから、今後、日本で新たな展開があるのではないかと考えられています。
一方、日本のアップルストアでは2015年も、恒例の「Lucky Bag(福袋)」の販売を行います。購入できるのはアップルの直営店のみで、開始は1月2日の午前8時から。数量限定で、価格は3万8880円(税込)です。過去にはMacBook AirやiPadシリーズのいずれかが入っていたという事例もあることから、2015年のLucky Bagにもファンの期待は高まります。