最新OSとなる「iOS 8.1.1」がこのほどリリースされましたが、今回のアップデートで行われたのは、バグ修正とiPhone 4sおよびiPad 2のパフォーマンスの向上だけではないようです。

アップルの情報サイト「iMore」は、各デバイスのストレージの空き容量が500 MB増加すると伝えています。空き容量が増加するのは全iPadとされています。

同サイトが個人の所有するiPad二台で実験したところ、アップデート後のストレージの空き容量は大幅に増加したといいます。iPad mini 3では当初7.5 GBだったものがアップデート後には7.9 GBになり（400 MB増）、iPad Air 2においては40.9 GBから42.8 GBに増加したそうです（1.9 GB増）。

アップデート後の増加量については、500 MBが平均的なようです。iPadに限らず、iPhone 6でも容量が500MB増えたユーザーもいるようです（筆者のiPhone 5sは変わらず...）。500 MBでは少ないと思うかもしれませんが、特に16 GBのiPadにとってはありがたく、かなりの数の曲やアプリ、画像を追加することができます。それに、16GBといっても実際に使えるのは12GB程度ですし。

データの整理や削除、圧縮などを行うにあたり、アップルが何をしたのかは分かりませんが、このアップデートによってiPadのiOS 8がスリム化されたことは間違いありません。多くのユーザー、特に空き容量の少なかったユーザーにとっては、嬉しいアップデートになったことでしょう。

iPadユーザーなら、今すぐアップデートを行う価値はあります。

またすでにストレージに空きがなく、Wi-Fiで「ソフトウェアアップデート」からiOS 8.1.1をインストールできない場合には、MacやWindowsのパソコンでiTunesからインストールするとよいでしょう。

via - iMore