米Fortune誌が選ぶ「世界で最も賞賛される企業」の第1位に、アップルが7年連続で選出されました。2位以下には、アマゾン、グーグル、バークシャー・ハサウェイ、スターバックスの各社が続いています。米国のMacRumorsのレポートです。
このランキングは、同業他社の上級幹部、取締役、および業界アナリストなどが、各社の革新性、人的管理、社会的責任等の主要な属性に関してそれぞれ評価を行い、選出するものです。アップルは今年、合計で7.94ポイントを獲得し、7.09ポイントのアマゾンを打ち負かしました。
「iPhoneなど洗練されて使いやすい製品で知られるアイコン的な技術企業が、7年連続で1位を獲得した。ブランドコンサルティング会社のInterbrandによれば、アップルは世界で最も価値のあるブランドとみなされており、2013年度の売上高は1710億ドル(17兆4000億円)と、非常に勢いがある。またマーケットは言うに及ばず、同社の熱狂的なファンは、次にどんな新製品が登場するかとやきもきしている。スマートウォッチやテレビが有力視されているが、同社の関心は自動車や医療用機器に向かっているとも伝えられている」(Fortune誌エリカ・フライ氏)
アップルは、9つの主要属性のうち7つで1位を獲得しました。しかし、社会的責任の評価では5位、国際競争力の評価ではライバルのグーグルに次いで2位に、それぞれランクインしています。
ちなみに、トップ50社にランクインした日本企業は25位のトヨタ一社のみとなっています。