使い方

最新情報

本文に広告を含む場合があります

アップル、「USB電源アダプタ回収プログラム」を発表 - 中国での感電事故を受け

アップルは5日(米国時間)、最近、中国で発生したサードパーティ製アダプタの使用による2件の感電事故を受け、ユーザーに適切に設計されたアダプタの提供を行うとする「USB Power Adapter Takeback Program(USB電源アダプタ回収プログラム)」を発表しました(6日現在、英語と中国語表示のみ)。 米国Apple Insiderが伝えています。

アップルのサポートによると、プログラムは8月16日から開始。USBアダプタに懸念のあるユーザーは、その機器をアップルストアかアップル公認のサービスプロバイダに持ち込むと、環境に配慮した方法で廃棄するとのこと。アップルはサポートの中で次のように述べています。

「最近の報道によると、偽造品やサードパーティのアダプタの中には適切に設計されていない製品があり、安全性に問題がある可能性があります。全てのサードパーティ製品に問題があるわけではありませんが、アップルでは、ユーザーが正しく設計されたアダプタを入手できるようUSB Power Adapter Takeback Programを開始します」

交換用アダプタは10ドルで提供され、手持ちのアダプタは下取りされます。この価格での提供は、iPhone、iPad、iPodのいずれかの1デバイスにつき1つに限られ、期間は2013年10月18日までです。プログラムを利用するユーザーは、シリアル番号の確認のため自分のiOS機器を持参する必要があります。

「ユーザーの安全はアップルにとって最優先事項です。だからこそ、iPhone、iPad、iPod用のUSB電源アダプタを含む、すべての製品の安全性と信頼性のために、当社では厳格な試験を行い、世界中の国々の安全基準に適合するように設計しているのです」
About Apple USB Power Adaptersより抜粋(一時は日本語ページも公開されていましたが、現在はなぜか閲覧不可)

この回収プログラムは、中国で最近、iPhone向けの偽造アダプタを使用した2人のユーザーが感電事故に遭ったとする報道に、アップルが直接反応したものです。被害者のうち1人の男性は事故後昏睡状態が続いており、もう1人の23歳の女性は死亡が伝えられています。

この記事をシェアする
B!

iPhone 15

関連記事

最新情報

Pickup記事

メニュー

最新情報

 


上へ戻る