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アップルがソニーミュージックとライセンス契約 - iRadio、WWDCで発表へ

新しい音楽配信サービス「iRadio」の公開に向けてアップルがメジャーな音楽出版レーベルと契約を結んでいることは以前から報じられてきましたが、3大レーベルのうち契約を保留していると伝えられていたソニーミュージックが、いよいよサインに応じたようです。米国のCult of Macが伝えています。

米国のサイトAllThingsDは7日(現地時間)、交渉に近い人物から得た情報として、iRadioサービスに関するアップルとの契約に、ソニーミュージックが合意したと報じました。これでiRadioは、ワーナー、ユニバーサル、ソニーの全メジャーレーベルとの合意を得て、 開始されることになりそうです。

AllThingsDは、今後アップルが越えるべき小さなハードルは、ソニーミュージックの出版部門であるソニーATVとの契約だと述べています。ただ同社との溝は、数日前までソニーミュージックとアップルとの間に見られた溝に比べれば小さいとのこと。

アップルは、10日から始まるWWDC(世界開発者会議)でiRadioを発表するとみられています。iRadioは、アップルの広告サービスiAdsがサポートし、ユーザーの好みにもとづいて自動生成された音楽ステーションを、タップするだけで全楽曲完全ダウンロードし、再生するサービスです。iTunesの巨大かつ最適なソリューションとなり、アップルのダウンロードビジネスをいっそう強化するものになるとみられています。

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