アップルは19日(米国時間)、iOS 6.1のExchangeのバグを修正したiOS 6.1.2の配布を開始しました。
「ネットワークアクティビティの増加やバッテリ寿命の短縮につながる可能性のあるExchangeカレンダーの問題を修正しました」
リリースノートにはExchangeに関する項目のみがリストアップされていますが、技術系情報サイトArsTechnicaには、パスコードがアンロックされるというiOS 6.1のバグも修正されているかどうかに注目した記事が掲載されています。
「我々は自分達のiPhoneで、ロックが効かなくなるという入り組んだ抜け道の手順を試してみたところ、iOS 6.1.1では画面のロックを解除できてしまった。さらにiOS 6.1.2が走るiPhoneでも同じ手順を繰り返したところ、やはりロックを解除できた。一言でいえば、我々がテストした限り、今回のアップデートではパスコードのロック解除のバグは修正されていないようだ」
アップルは今月6日、日本におけるマップ機能を強化したiOS 6.1.1ベータ版を開発者向けにリリースしましたが、ドイツ語サイトのiFunによると、この日本向けのバージョンがユーザーの手に届くのは、数週間後に登場するiOS 6.1.3になるようです。