アップルのティム・クックCEOは23日(米国時間)、2013年第2四半期(1~3月)の決算発表を行いました。氏は同社の市場成長率が鈍化していることを認めながらも、「今後の展開が待ち遠しい」ことを強調したようです。米国のabc Newsが伝えています。
クック氏は、「われわれのチームは驚くべき新しいハードウェア、ソフトウエア、サービスに精一杯取り組んでいる最中であり、今秋から2014年にかけてそれらを発表することが待ち遠しい」と述べ、「興奮するような新しい製品カテゴリ」に同社が取り組んでいることに言及しています。
今年の秋前に製品の発表があるのかどうかについては「具体的なことは言えないが、今秋から2014年にかけて実に素晴らしい製品がいくつか登場する」と述べ、製品、ソフトウエア、サービスのロードマップへの自信を窺わせました。
アップルは、iPhoneと連携したスマートウォッチ、それにテレビといった新しいカテゴリの製品に取り組んでいることがかねてより噂されています。クック氏自身、昨年末に、テレビが同社にとって非常に興味の高い分野であると述べていました。
第2四半期の売上高は予想された420億ドルを上回る436億ドル(およそ4兆3,300億円)で、販売台数はiPhoneが3740万台、iPadが1950万台だったようです。