格安SIM各社の10GB~15GBプラン比較
10~15GBプランは、格安SIMの中でも大容量に分類される料金プランです。動画をガンガン見ない限り、一人で月に10GB以上を消費するのは結構大変です。従って、同プランに向くのは、スマホのヘビーユーザーか家族で契約してデータ容量をシェアするパターンです。
10GBでできること
内容 |
目安 |
---|---|
ウェブページ |
2万ページ |
メール |
33万通 |
LINE |
スタンプの送受信:100万回 |
Youtube |
低画質:118時間 |
ニコニコ動画 |
一般会員:46時間 |
Apple Music |
高音質オフ:144時間 |
10~15GBプラン料金比較
MVNO |
容量 |
データSIM |
通話SIM |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
10GB |
2,100円 |
2,250円 |
2,800円 |
|
10GB |
2,190円 |
2,340円 |
2,890円 |
|
10GB |
2,260円 |
2,380円 |
2,960円 |
|
10GB |
2,280円 |
2,420円 |
2,980円 |
|
10GB |
2,300円 |
2,420円 |
3,000円 |
|
10GB |
2,380円 |
2,520円 |
3,080円 |
|
10GB |
- |
2,520円 |
3,130円 |
|
10GB |
2,560円 |
2,700円 |
3,260円 |
|
10GB |
2,470円 |
2,610円 |
3,170円 |
|
10GB |
- |
2,640円 |
3,220円 |
|
10GB |
2,520円 |
2,640円 |
3,220円 |
|
12GB |
2,700円 |
2,820円 |
3,400円 |
|
13GB |
2,800円 |
2,950円 |
3,500円 |
|
15GB |
3,600円 |
3,750円 |
4,300円 |
|
15GB |
3,600円 |
3,750円 |
4,300円 |
|
10-15GB |
- |
- |
10GB:5,490円 |
|
10-15GB |
- |
- |
10GB:5,600円 |
DTI SIM
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
10GB |
2,100円 |
2,250円 |
2,800円 |
不可 |
15GB |
3,600円 |
3,750円 |
4,300円 |
不可 |
20GB |
4,850円 |
5,100円 |
5,550円 |
不可 |
DTI SIMは、DMM mobileやロケットモバイルと並び、月額料金が安い格安SIMです。大容量プランでは、20GBプランで楽天モバイルの料金に大きく差をつけられていますが、10GB / 15GBプランでは最安値を実現しています。
DTI SIMには大容量プランのほかに、データ容量を無制限に使える「ネット使い放題」が提供されていますが、こちらのプランは料金が安いものの(データSIMが2,200円/月)、通信速度は遅いです。
快適な通信速度で大容量を使いたい方は、10GB / 15GB / 20GBプランを選択すると良いでしょう。
⇒ 公式サイト
DMM mobile
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
10GB |
2,190円 |
2,340円 |
2,890円 |
可 |
15GB |
3,600円 |
3,750円 |
4,300円 |
可 |
20GB |
4,980円 |
5,130円 |
5,980円 |
可 |
1GB〜20GBプランまで業界最多のプランを揃え、そのほとんどが業界最安。DMM mobileでは8GBプランから、最大3枚のSIMカードでデータ容量をシェアすることができます。
⇒ 公式サイト
楽天モバイル
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
10GB |
2,260円 |
2,380円 |
2,960円 |
可 |
20GB |
4,050円 |
4,170円 |
4,750円 |
可 |
30GB |
5,450円 |
5,520円 |
6,150円 |
可 |
楽天モバイルの特徴は、月額料金100円に付き楽天スーパーポイントが1ポイントもらえること、楽天市場での買い物の際にもらえる楽天スーパーポイントが2倍になること(通話SIM契約者のみ)など、ポイント還元制度が充実していることです。また、毎月の利用料金を楽天スーパーポイントで支払うことも可能です。
データシェアに関しては、各回線がそれぞれプランを契約し、当月に使い切れなかった繰り越し分のデータ容量を最大5枚のSIMカードでシェアする仕組みになっています。mineoと同じ仕組みですが、楽天モバイルの場合、各回線ごとにデータシェア利用料として100円/月が加算されます(mineoは無料)。
⇒ 公式サイト
LIBMO
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
10GB |
2,280円 |
2,420円 |
2,980円 |
可 |
20GB |
3,980円 |
4,120円 |
4,680円 |
可 |
30GB |
5,880円 |
6,020円 |
6,580円 |
可 |
LIBMOは、2017年2月にサービスを開始した新しい格安SIMです。全国的な知名度はまだないものの、700社がひしめく格安SIM市場でシェア21位(2018年2月MMD研究所調べ)。ソフトバンク回線が人気のb-mobileが18位、ポータルサイトで有名なエキサイトモバイルが20位という順位を考慮すると、かなり健闘していると言えます。比較的速い通信速度と低額料金、そして、最大11,400円割引となるキャンペーンがユーザーに受けているようです。
データシェアは、1契約につき最大2枚のSIMカードを追加可能(最大で合計3枚)。追加SIMカードの料金は1枚につき120円/月。データ通信のみではなく、音声通話機能(700円/月)、SMSオプション(140円/月)を追加することも可能です。
⇒ LIBMO(リブモ)の速度レビュー、mineoドコモプラン、LINEモバイルとの比較
⇒ 公式サイト
OCNモバイルONE
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||
2,300円 |
2,420円 |
3,000円 |
可 |
格安SIMで最多の契約者を有するのがOCNモバイルONEです。インターネットサービスプロバイダとしてのシェアと知名度の高さが、格安SIM事業に直結している印象です。
OCNモバイルONEの通信速度は、契約者の多さが影響しているのかごく普通ですが、格安SIMとしての機能はそつなく揃っています。データ容量のシェアは最大5枚のSIMカードまで可。
⇒ 公式サイト
エキサイトモバイル
プラン |
コース |
データSIM |
通話SIM |
3日間制限 |
|
---|---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||||
10GB |
SIM1枚 |
2,380円 |
2,520円 |
3,080円 |
なし |
SIM3枚 |
1,890円 |
+140円/枚 |
+700円/枚 |
||
11GB |
SIM3枚 |
2,830円 |
|||
12GB |
SIM3枚 |
3,100円 |
|||
13GB |
SIM3枚 |
3,450円 |
|||
14GB |
SIM3枚 |
3,790円 |
|||
15GB |
SIM3枚 |
3,980円 |
エキサイトモバイルの10~15GBプランは、使った分に応じて料金を支払う従量制の「最適料金プラン」です。同プランでは、100MBから15GBまで、17段階に細かく料金が設定されているため、無駄な支出を抑えることができます。
また、エキサイトモバイルは100MB/月のような少量プランでも最大5枚のSIMで容量をシェアできるため(4枚目以降は追加料1枚につき月額390円)、家族で使ったり、複数の端末にSIMを入れて使いたい方にもおすすめのSIMです。
⇒ 公式サイト
mineo
プラン |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
au |
2,520円 |
2,520円 |
3,130円 |
可 |
ドコモ |
2,520円 |
2,640円 |
3,220円 |
可 |
mineoは複数回線割引があるほか、家族とデータ容量をシェアしたり、友人や知人にデータ容量をあげたりもらったりできるので、みんなで使うとおトクな格安SIMです。家族で申し込む場合は、一つのプランを家族とシェアするのではなく、各回線がそれぞれプランを契約し、当月に使い切れなかった繰り越し分のデータ容量を最大5枚のSIMカードでシェアする仕組み(パケットシェア)になっています。auプラン、ドコモプランをまたいだシェアも可能です。
⇒ 公式サイト
IIJmio
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||
2,560円 |
2,700円 |
3,260円 |
可 |
IIJmioの料金プランは3GB・6GB・10GBの3種類。全プランで容量シェアが可能です(3・6GBプランでは最大2枚、10GBプランでは最大10枚)。料金プランの数は少ないものの、サービス内容や機能は充実しています。
特に低速通信時(200Kbps)でも、初めの数秒間は高速通信が可能な「バースト機能」は利用価値大。IIJmioは高速通信における3日間制限は設定していませんが、低速時に3日間で366MBを超過するとさらなる速度制限が入るので注意が必要です。
⇒ 公式サイト
FREETEL
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||
2,470円 |
2,610円 |
3,170円 |
不可 |
定額プランと従量制プラン(使った分だけ安心プラン)の2つの料金体系を持つFREETEL。用途に合わせて2つのプランから選択できるのが魅力です。両プランとも月額料金は同額ですが、契約後に「使った分だけ安心プラン」から「定額プラン」へ変更する場合、手数料が500円かかるので注意してください。逆のプラン変更はできません。
⇒ FREETEL
LINEモバイル
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||
- |
2,640円 |
3,220円 |
不可 |
LINEモバイルの10GBプランは料金が高めですが、LINE、Facebook、Twitter、Instagramをデータ消費なしで利用することができます。通信量の大きいLINEのビデオ通話をガンガン利用したい方にとって、LINEモバイルはうってつけの格安SIMです。
⇒ 公式サイト
BIGLOBEモバイル
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
12GB |
2,700円 |
2,820円 |
3,400円 |
可 |
BIGLOBEモバイルは上位プランにメリットの多いSIMです。月のデータ容量が6GB以上のプランを契約すると、全国83,000カ所で使えるBIGLOBE Wi-Fi(250円/月)を無料で利用できるほか、データ容量を最大5枚のSIMで分け合える「シェアSIM」にも申し込むことができるようになります(3GB以上のプランで申し込みが可能になりました)。
BIGLOBEモバイルを契約するなら6GB以上のプランを選択することをおススメします。
⇒ 公式サイト
Nifmo
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データシェア |
|
---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
|||
13GB |
2,800円 |
2,950円 |
3,500円 |
可 |
Nifmoは2017年2月1日から、月額料金はそのままで10GBを13GBに増量。これにより13GBプランはかなりお値打ちな料金プランになりました。
データシェアに関しては、3GBプラン以上から「ファミリープログラム」に加入でき、最大7枚のSIMでデータ容量をシェアすることが可能です。
⇒ 公式サイト
b-mobile S
プラン |
容量 |
データSIM |
通話SIM |
データ |
|
---|---|---|---|---|---|
SMSなし |
SMSあり |
||||
b-mobile S |
10GB |
- |
- |
5,490円 |
なし |
11GB |
- |
- |
5,840円 |
||
12GB |
- |
- |
6,190円 |
||
13GB |
- |
- |
6,540円 |
||
14GB |
- |
- |
6,890円 |
||
15GB |
- |
- |
7,240円 |
||
b-mobile S |
10GB |
- |
- |
5,600円 |
|
11GB |
- |
- |
5,950円 |
||
12GB |
- |
- |
6,300円 |
||
13GB |
- |
- |
6,650円 |
||
14GB |
- |
- |
7,000円 |
||
15GB |
- |
- |
7,350円 |
日本通信が運営するb-mobileは、ソフトバンク回線の「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」と「b-mobile S スマホ電話SIM」で10GB~15GBの大容量プランを提供しています。両サービスとも、データ通信と通話が利用でき、使ったデータ容量に応じて料金が決まる従量制です。
両サービスの違いは、最低利用期間と「5分かけ放題」の有無にあります。990ジャストフィットSIMの場合、5分かけ放題は月額500円のオプションサービスのため、付けるか付けないかはユーザーが選択できます。スマホ電話SIMの場合、5分かけ放題はオプションサービスではなく、初めから料金に組み込まれています。
990ジャストフィットSIMに5分かけ放題を付けた際の月額料金とスマホ電話SIMの月額料金を比較すると、7GBまでは990ジャストフィットSIMの方が安く、8GB以降になるとスマホ電話SIMの方が安くなります。従って、月に10GB~15GB使うなら、スマホ電話SIMにするほうがおトクになります。
最低利用期間に関しては、990ジャストフィットSIMが5カ月間、その前に解約すると8,000円の違約金が発生します。一方、スマホ電話SIMに最低利用期間はありません。いつ解約しても無料です。
⇒ 公式サイト