ソフトバンクを解約し、MNP転出で他社に乗り換える際の手順

最終更新日:著者情報

iPhoneの新機種が発売されるたびに、ソフトバンクから他社へ乗り換えを計画している人は多いのではないでしょうか。通常、乗り換えは頻繁にするものではないので、MNPの方法がわからず、若干の不安を抱えている方も多いと思います。そこで当記事では、ソフトバンクを解約して他社にスムーズに乗り換えができるように、MNPの手順と注意点を説明していきます。

MNPの大まかな流れ

1. ソフトバンクからMNP予約番号を取得する。MNPワンストップ対応の携帯会社にオンラインで申し込む際は不要。

2. 転出先の携帯会社に申し込む。契約の際、MNP予約番号、MNP予約番号の有効期限、現在使用中の電話番号が必要となる(端末の予約の際は必要なし)。

3. ウェブサイトから乗り換え先に申し込んだ場合、商品が手元に届いたら切り替え手続きをする。ソフトバンクのSIMが不通になった時点でソフトバンクは解約となる。

MNPにかかる費用

以前、MNPで他社に乗り換える際、MNP転出手数料と場合によっては契約解除料を支払う必要がありましたが、これらの手数料は廃止になりました。

分割支払金の残額

機種代金を分割支払中の場合は当然、残額を支払わなければなりません。残額の確認は以下のMy Softbankのページからできます。

【公式】My Softbank 割賦契約

解約月の利用料金は日割りされるのか?

基本的に日割りはされません。ただ、日割りされるものもあるので、詳細は以下の公式サイトで確認してください。

【公式】ソフトバンクを解約した場合、料金は日割り計算されますか?

締め日を確認する

請求締め日は、「末日」「10日」「20日」の3通りあります。解約の際、1日でも締め日を過ぎると、1か月分の利用料をまるっと支払わなければならないため、MNP転出をする前に締め日を確認しておきましょう。

こちらのリンク(My Softbank)からログインして、「支払い方法を確認する」をタップすれば、「請求締日」を確認できます。

締め日

MNPワンストップ対応ならMNP予約番号は不要

ソフトバンク、NTTドコモ、KDDI、楽天モバイル、日本通信の携帯5社は、MNP予約番号無しでMNP手続きができる「MNPワンストップ」を導入しています。これらの携帯会社間でMNPによる乗り換えを行う際、MNP予約番号は必要ありません。新たに契約する会社のウェブサイトから申し込みをするだけで、移転元の解約、移転先の契約を完結できます。

ただし、MNPワンストップに対応していないMVNOに乗り換える場合や店頭でMNP手続きをする場合は、引き続きMNP予約番号の取得が必要です。

MNP予約番号を取得する

MNPワンストップ非対応の携帯会社に乗り換える際やオフラインでMNP手続きをする場合、転出元のソフトバンクから「MNP予約番号」を取得する必要があります。取得方法は電話、My Softbank(ウェブ)、ソフトバンクショップの3通りあります。しかし、MNP予約番号を取得するためだけにわざわざショップに足を運ぶのはアホらしいので、電話またはMy Softbankから取得するのが現実的だと思います。

携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口
一般電話から:0800-100-5533
ソフトバンク携帯電話から:*5533
受付時間:9時~20時

上記番号に電話をかけると、自動音声の案内が始まるので、案内に従って手続きを進めてください。最終的にオペレーターにつながります。音声案内の途中で4桁の暗証番号の入力を求められますが、わからない場合は何も入力せずそのままにしておくと、オペレーターに転送されます。

手続きが完了すると、ソフトバンクからSMSが届きます。ここに、「MNP予約番号」「MNP予約番号の有効期限」「契約解除料」などが記載されています。

My Softbank
My Softbankにアクセスして、「MNP予約番号の発行」を選択してください。手続きが完了すると、SMSで通知がきます。20時以降に手続きをした場合、SMSが届くのは翌朝9時以降にまります。

ソフトバンクが解約になるタイミング

MNP予約番号を取得しただけではソフトバンクは解約されませんし、何も起こりません。MNP転出先の携帯会社に申し込み、その会社が発行するSIMで、ソフトバンクで使用していた電話番号が使えるようになった時点で、ソフトバンクは解約となります。従って、ソフトバンクを解約する手続きはありません。

MNP予約番号を取得するタイミング

MNP予約番号の有効期限はソフトバンクに限らず15日です。この期間を過ぎれば予約番号は無効になるため、再度取得しなければなりません。また、転出先の携帯会社にウェブサイトから申し込む場合、予約番号の有効期限が10日ほど残っている必要があります(携帯会社により日数は異なる)。

従って、ソフトバンクからMNP予約番号を取得するタイミングは、可能な限り転出先の会社に申し込む直前が良いです。

iPhone 14など、購入の前に商品を予約する必要がある場合、予約手続きでMNP予約番号が必要になることはありません。在庫が確保され、本契約をする際に予約番号が必要となります。

乗り換え先の事業者に申し込む

MNP予約番号を取得したら乗り換え先の携帯電話会社に申し込みをします。

UQ mobile

参考までに、左図はahamoの回線契約の申し込み画面です。「MNP予約番号の取得状況の確認」の項目で「まだ取得していない」を選択して、「利用しているキャリアの選択」で「ソフトバンク」を選択すると、ソフトバンクのログインページに飛びます。

ログイン後、MNPの申し込みをします。申し込みが完了すると再度ahamoのサイトに戻るので、回線契約の申し込み手続きを進めてください。

商品到着後の切り替え方法

ウェブサイトからMNP転入で他社に申し込んだ場合、商品到着後に切り替え(開通)手続きをします。自動で切り替わる事業者もありますが、電話またはウェブから手続きを行うのが一般的です。以下の記事で、商品到着後の設定や開通方法を解説しているので、参照してください。

iPhone到着後にすべきこと - 楽天モバイル

iPhone到着後にすべきこと - ドコモ

iPhone到着後にすべきこと - au

UQモバイルにMNP転入する手順

ワイモバイルにMNP転入する手順

ahamoにMNP転入する手順

関連記事

最新情報



上へ戻る