21.5インチに4Kモデル登場!アップルが新型iMac発売、Magicアクセサリ3種も
13日、アップルは21.5インチのiMac Retina 4Kディスプレイモデルと、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2、Magic Keyboardの新しい3つのアクセサリを発売しました。
21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル
新しいRetina 4Kディスプレイモデルの解像度は4,096×2,304。スクリーン上のピクセル数は、940万以上と200万ピクセルだった従来の21.5インチiMacの約4.5倍です。また、P3ベースの色域を採用したことにより色空間が25%拡大し、画像の細部や色の精度の再現性が向上しています。
プロセッサは、インテルが8月に発表したSkylakeではなく、Broadwellプロセッサを使用。また、統合されたIntel Iris Pro Graphicsサブシステムを装備し、ディスクリート・グラフィクスプロセッサは使用していません(統合グラフィックスプロセッサはコンピュータのメモリの一部を使用。一方、ディスクリート・グラフィックスプロセッサは独自に専用のメモリを持ち、結果パフォーマンスが上がる)。
21.5インチRetina 4K iMacの基本構成は、5,400rpmのハードドライブ。購入時のアップグレードオプションによりFusion Drive(ハードドライブの大容量スペースとフラッシュストレージの高い性能の組み合せ)または、完全なフラッシュストレージに変更可能です。
価格は、4Kモデルが172,800円から。フルHDモデルが、126,800円と148,800円からとなっています。
27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル
インテルのSkylakeプロセッサは、27インチのRetina 5K iMacに採用され、以前のHaswellと置き換えられました。また、27インチモデルはAMDグラフィックプロセッサも搭載しています。
Retina 5Kディスプレイの解像度は5,120×2,880。画素数は約1,470万。21.5インチモデル同様、P3ベースの色域を採用しています。
27インチのiMacはすべてRetinaディスプレイとなり、2,560×1,440解像度の販売は終了します(整備済製品を除く)。価格は下位モデルが208,880円、中位モデルが238,880円、そして上位モデルが258,880円となっています。
新しい3つのアクセサリ
アップルの新しい3つのアクセサリ、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2、Magic Keyboardには、充電式リチウムイオンバッテリーが内蔵されています。着脱式や使い捨ての電池はもう使いません。充電にはLightningコネクタを使用し、完全に充電されたバッテリーは約1カ月使用できるとのこと。アップルは、これらのアクセサリは新たなレベルの快適さに到達したと主張しています。
Magic Mouse 2
Magic Mouse 2(9,500円)はこれまでより軽く、丈夫になり、前モデルのMagic Mouseと比べてよりなめらかな滑りを実現。
Magic Trackpad 2
Magic Trackpad 2(14,800円)は、5年前発売の前モデルより面積が29%広くなり、今年前半に発売された13インチMacBook Proから採用された新技術、感圧タッチに対応しています。通常通りに押すとクリックとして使用でき、指先で圧力を加える「強めのクリック」では、Quick Lookを呼び出したりウェブのプレビューを表示したりと、異なる機能を使用できます。
Magic Trackpad 2はBluetooth4が必要であるため古いMacでは動作しません。購入前に自分のBluetoothのバージョンをチェックする必要があります。
Magic Keyboard
これまでも薄かったアップルのワイヤレスキーボードがさらに薄く、13%小型化しました。Magic Keyboard(11,800円)のキーには、新しいシザー構造が採用されています。
Magic KeyboardとMagic Mouse 2は新しいiMacに付属されています。