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断片化すすむAndroid、市場に出回る機種は18,796種

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イギリスの調査会社OpenSignalが発表したモバイルOSに関する最新の統計は、GoogleのAndroidの断片化(フラグメンテーション)がこれまで以上に進んでいることを示しています。

同統計によると、iOS機器で実行されているiOSの91%がiOS 7であったのに対し、Android機器では、5つの異なるバージョンのAndroidが実行されていることが明らかになったとのこと。インストールが最も多かったのは4.1 Jelly Beanで全体の26.5%。次いで最新の4.4 KitKatが20.9%。以下、4.2 Jelly Beanが19.8%、2.3.3-2.3.7Gingerbreadが13.6%、4.0.3-4.0.4 Ice Cream Sandwichが10.6%と続きます。

iOSの内訳はiOS 7が91%で、残りはiOS 6の8%、それ以前のバージョンは1%でした。

また、現在市場に出回っているAndroid機は19,000種類近くに上り、メーカーのシェアトップは依然サムスン(43%)で、最も人気のある端末はGalaxy S Ⅲ。ソニーは2番目にランクされたもののシェアはわずか4.8%でした。Androidのデバイスメーカーは無数に存在し、その多くが自らのカスタムスキンを持ち修正を実行しているため、断片化にさらに拍車がかかっているとみられます。

統計は、スクリーンサイズの断片化についても明らかにしています。OpenSignalは、Androidデバイスには無数のスクリーンサイズが存在するため、開発者が、幅広いデバイスで正常に機能するアプリを作成しようとする際の大きな障害になっていると指摘。一方、アップルのiOSのプラットフォームは、Retinaディスプレイへアップグレードした際「ピクセルダブリング」が採用されたため、4つの物理的スクリーンサイズしかなく、開発者に単純性を提供しています。アップルはここでもAndroidに優る重要な利点を持つようです。

OpenSignalは同社のアプリを実行している682,000台の機器を対象に調査を行ったとのことです。

via - Apple Insider

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