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2015年の市場シェア、iPhoneはアンドロイドを凌駕する - 米調査会社

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世界におけるスマートフォン市場のアップルのシェアは下がっているかもしれませんが、米国の調査会社ヤンキーグループサーベイによると、同社にとって有望なデータが出ている模様です。米国のMacRumorsが伝えています。

米国の16000人のスマートフォンユーザーを対象とした調査で、iPhone所有者の91%が、アップグレード時には新iPhoneを購入予定と回答、他方、アンドロイド所有者の場合は、76%がそのように回答、うち四分の三は、アンドロイドからiPhoneに買い替え予定とも回答しました。

ヤンキーグループによると、アップルの顧客忠誠度は信じがたいレベルで、市場シェアの堅調ぶりが将来まで続くと見られています。この忠誠度のパーセンテージが維持されれば、アップルは米国においては2015年に、アンドロイドのシェアを凌駕するだろうと予測しています。

「アップルとアンドロイドを、2つのバケツと考えてみましょう。新規にスマホを購入しようとする人(多くが携帯電話からのアップグレード組)は、2つのバケツに雨のように均等に降り落ちてきます。ウィンドウズフォンやブラックベリーのバケツに入る数も、わずかながらあるでしょう。ところでアンドロイドのバケツは漏れがひどく、約五分の一が漏れてしまいます。しかしアップルのバケツの漏れはほんの約7%で、入ってくる顧客を留め置くことができています。たとえバケツの中の顧客数が最初のうちは少なかったとしても、アップルのバケツはアンドロイドのバケツより、水の溜まるのが早くて多いのです」

iPhoneは伝統的にプラットフォーム忠誠度が高く、ティム・クックCEOも、デバイスとアプリが密接に結びついたエコシステムを喧伝しています。iPhoneには「ハロー効果」があり、最近の収支報告でもその強みが現れていました。

※ハロー効果(英:halo effect)は心理的効果の一つ。ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。一般にポジティブな方向への歪みを指すことが多いが、ネガティブな方向へのハロー効果も存在する。参照:Wikipedia

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