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WWDC 2015で発表が期待されるものを大予想!

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アップルのWWDC(世界開発者会議)が、現地時間8日午前10時(日本時間9日午後2時)から12日までサンフランシスコのモスコーニセンターで開催されます。WWDCは開発者を対象とする会議ですが、それ以外の人々にとってもiOS 9や音楽ストリーミングサービスの始動など気になる話題が盛りだくさんです。現時点で予想されている今年のWWDCの主な話題について、米Cult of Macが伝えています。


iOS 9

WWDCでは毎年、その年の秋に発売されるiPhoneとiPadに搭載予定の新しいiOSが発表されます。新しいiOS 9は、パフォーマンスの向上が予想される一方で、マップの乗換案内のような大幅な機能追加も見込まれています。また、Apple Watchに使用されているSan Franciscoフォントの採用、Spotlight、iPadへの画面分割モードの追加なども行われる可能性があります。

OS X 10.11

次期OS Xの「OS X 10.11」も発表される見通しです。ただしYosemiteに代わる名称が何になるかは誰も予想がつきません。アップルが、マンモス、ビッグサー、ティブロン、モントレー、ソノマといったカリフォルニアの名所の名称を数多く商標申請していることは伝えられています。

OS X 10.11も、iOS 9同様にバグ修正や最適化などパフォーマンス向上に重点が置かれる見込みです。また、Siri、コントロールセンター、Spotlight、セキュリティシステムの"Rootless"、コンティニュイティといった機能の改善も図られる見通しです。

Apple TV

スマートホームのデジタルハブとなるApple TVは、ハードウエアやソフトウエアの機能強化が見込まれ、今年のWWDCで目玉の1つになると予想されていました。しかし米ニューヨークタイムズは3日、アップルがWWDCでの新しいApple TVの発表を延期したと伝えました。

Apple Watch

アップルの上級副社長ジェフ·ウィリアムス氏は先日、Apple WatchのネイティブアプリのサポートをWWDCで発表する予定だと明かしました。これによりアプリの動作速度が改善し、全センサーへのアクセス性が向上すると期待されます。

HomeKit

昨年のWWDCで発表されて以降、大きな発表のないHomeKitですが、今年のWWDCではスマート電球、サーモスタット、玄関の施錠などに関連してこのプラットフォームが具体的にどのように機能するのか、詳細な解説があると予想されます。また、HomeKitに対応した主要アプリの発表もあるかもしれません。

Apple Pay

Googleが先週、Android Payを発表したことから、アップルがApple Payのさらなる機能強化を図る可能性があります。Apple Pay 2.0の発表は、次期iPhoneが発売される秋ごろになるでしょう。うまく行けば今夏にはヨーロッパやカナダでの本格展開が実現するかもしれません。

Beats by Apple

今年のWWDCの最大の目玉となりそうなのが、Beats Musicの後継となる音楽配信サービスの発表です。利用料は月10ドルになる見通しです。ドレイク、ファレル・ウィリアムズ、(アップルの重役でもある)ドクター・ドレといった著名なDJが特集されるかもしれません。Sportifyなど同種サービスとの競争に勝つためにアップルがどのような秘策を用意しているかは不明ですが、音楽ストリーミング業界に参入するからには今年中に何らかの発表を行うのではないかと予想されています。

その他の予想

Mac Pro:前回の更新は2013年なので、完全な刷新はないとしても一部仕様の改善の可能性がある。

iMac:5KのiMacは昨年10月にリリースされたが、一部仕様の改善の可能性がある。

iPad Pro:特になし。

iCar:今回は特にないがアップルの自動車業界への挑戦は継続中。

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