SIMロック解除義務化、ドコモとKDDIが手続き方法を案内
NTTドコモとKDDIは22日、昨年改正された「SIMロック解除に関するガイドライン」に基づき、SIMロックの解除に関する案内をリリースしました。
NTTドコモは、これまでもiPhoneを除く主要スマートフォンで、購入直後からSIMロックの解除に応じてきましたが、5月1日以降に発売される機種については、解除の手続き方法を変更します。
新ルールでは、購入後6ヶ月間の解除制限期間を設け、同期間を経過した機種のみSIMロック解除が可能となります。解除の手続きは、ドコモショップに加え電話や同社ウェブサイトからも申し込みを受け付けます。
ウェブサイト経由の手続きは無料で、店頭および電話による手続きには3000円の手数料がかかります。
KDDIのSIMロック解除に関するルールもドコモとほぼ同じで、購入後180日を経過した機種のみ同社ウェブサイト(手数料無料)およびauショップ(手数料3000円)からSIMロック解除の申し込みが行えます。
また、本日発売開始予定のサムスンの新モデル「Galaxy S6 edge SCV31」については、5月1日以降発売される機種と同様の扱いとなり、SIMロック解除の対象となります。
一方、ソフトバンクは本件に関して公式の案内を発表していませんが、5月1日からSIMロック解除が義務化されるため、近く手続き方法を発表するものとみられます。