アップル、次世代iPhone向け3Dディスプレイを開発中
台湾のEconomic Daily Newsは5日、サプライチェーンの関係者から得た情報として、アップルが特殊な眼鏡を必要としないiPhone向けの3Dディスプレイの開発に取り組んでいると伝えました。またアップルは3D「ソフトウエアエコシステム」の開発も積極的に進めているとのこと。
同紙は、新しい3D技術との互換性がない現行のインセル型ディスプレイから、台湾のタッチパネル大手TPKが供給する新たなディスプレイへ移行することをアップルは計画しているようだと付け加えています。
スマートフォンのメーカーがインターフェイスに3D技術を導入しようとするのはこれが初めてのことではなく、最近ではアマゾンのFire Phoneがジェスチャーコントロールを搭載した3Dのインターフェイスを採用するなど、アンドロイドのメーカーも同様の試みをすでに行っています。
またアップルがこうした技術を開発するのも今回が初めてではなく、3D GUIや、モーションセンサーを使用したタッチフリーの制御等に関する特許を過去に出願していました。
こうした技術がアップルの次期デバイスの切り札になるかどうかはまだわかりませんが、同紙は、TPKがアップルからの新規受注をうけて資金調達を計画している様子だと報じています。
via - 9to5Mac