ソニー「SmartWatch 2」発表、NFC搭載、長時間駆動、防塵・防水仕様 - 発売は9月
ソニーは25日、腕時計型端末のSmartWatch 2を発表しました。同社は、SmartWatch 2を（手持ちの）アンドロイド機器の「第2の画面」と位置づけているようです。米国のPC Magazineが伝えています。
NFC（近距離無線通信）搭載のSmartWatch 2は、画面サイズが1.6インチ、画素数が220×176、タッチパネル操作が可能で、太陽光の下でも文字が読みやすくなっています。防塵・防水機能付きで、雨にも耐えられますが、シャワーやプールでは使用できません。
ソニーはSmartWatch 2を、スマートフォンを使えない状況にあるときに簡単にタスクを実行するための手段として、構成しているようです。手首に触れるだけで電話に応答できたり、カメラアプリのリモコン機能で写真を撮ったり、音楽プレイヤーの音量や選曲を調節したり、Runtasticのようなランニングアプリと連携させてフィットネストラッカーとして使用したり、フェイスブックやツイッターにアクセスして見逃した投稿をスクロールして読むことも可能です。
バッテリー寿命は、ソニーによれば、現在発売中のスマートウォッチの中で最も長く、駆動時間は利用頻度が低い場合で5～6日、通常利用で3～4時間であるとのことです。
また、ソニーのスマートウォッチは、Bluetooth 3.0.だけではなくアンドロイド4.0以降を搭載したデバイスとの互換が可能になります。
アップルは「iWatch」と呼ばれるスマートウォッチを、マイクロソフトも同様の製品を、それぞれ開発中であると噂されています。しかしソニーは、Bluetoothに対応した腕時計を2007年から発売しており「競争では先んじている」と指摘しています。
「他社はスマートウォッチの第1世代をようやく発売しようとしているが、ソニーはすでに3世代目だ。ソニーの豊富な専門技術と既存の50万以上の顧客から得られたあらゆる見識とにもとづき、これまでにないスマートウォッチ体験を作り出した」と、ソニーモバイルコミュニケーションズのコンパニオン製品リーダー、ステファン・Ｋ・パーション氏は声明の中で述べています。
ソニーが昨年発売した1.3インチサイズのSmartWatchは、小売価格は149.99ドルでした。SmartWatch 2は今年の9月から全世界で発売予定ですが、価格はまだ発表されていません。
