アップル、「WWDC 2013」を6月10日から開催 - iOS7リリースか
アップルは24日(米国時間)、今年のWWDC(世界開発者会議)を6月10日から14日にサンフランシスコで開催すると発表しました。米国のPC Magazineが伝えています。
チケットは米国太平洋時間4月25日午前10時から発売されますが、近年は発売後数時間で売り切れるほどの人気です。チケット価格は1,599ドル(約15万9千円)で、購入者はiOSの開発者、iOS開発企業、またはMac開発者である必要があります(13~17歳の場合は保護者による購入が必須)。
アップルのワールドワイドマーケティング担当上級副社長フィリップ・シラー氏は声明の中で、「iOSやOS Xの開発者とWWDC 2013で集えることを楽しみにしています。われわれの開発者はこれまでで最も実りある有益な年を迎えています。ソフトウエア技術の最新の進歩と革新的な新しいアプリの作成を支援する開発ツールをみなさんにお見せできることが楽しみです。WWDCでiOSとiOS Xの最新版をお渡しすることが待ち遠しくてなりません」と述べています。
昨年のWWDCでは、iOS 6とMac OS X Mountain Lionのプレビューが公開され、レティナディスプレイ搭載の15インチMac Bookが発表されました。
今週、世界30カ国でGalaxy S4をリリースするライバルのサムスンに後れを取らないよう、アップルが次世代iPhoneをWWDCで発表するのではないか、とする噂がありましたが、23日に今年1~3月期の決算を発表したティム・クックCEOは、秋までの製品発表は無いと述べています。
6月のWWDCでは、iPhoneの今秋のリリースに先立ってiOS 7が発表されるとみられます。アップルが次に何を発表するのか、それが明らかになるまでわれわれはあと数週間待たねばならないようです。