低電力モード

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iOS 9に「低電力モード」が加わりました。同機能は、Apple Watchの「省電力モード」に似た機能で、iPhoneの一部の機能を制限することで、バッテリー消費を抑えるというものです。出先など、充電環境がないのにバッテリー残量がヤバくなってきたときに役立ちそうです。

低電力モード時に制限される機能

メールの取得、アプリのバックグランド更新と自動ダウンロード、一部の視覚効果などが制限されます。そのほかにも、自動ロックが30秒に設定されたり、画面の輝度が抑えられたり、iPhone 6s / 6s PlusではHey Siriがオフになったりします。また、実行するタスクによっては、CPUのパフォーマンスが40%低下するという報告もあるようです。


【設定】から【バッテリー】を呼び出す

バッテリー

【設定】アプリの中に、【バッテリー】という項目が新設されたので、これをタップしましょう。

【低電力モード】をオンにする

【低電力モード】のスイッチをオンにして、【続ける】をタップ。

低電力モードをオン

バッテリーアイコンが黄色くなる

低電力モード

お馴染みのバッテリーアイコンが黄色くなりました。これが低電力モードです。

低電力モードで充電すると・・・
充電

低電力モードのまま充電をすると、バッテリ残量が80%になった時点で、低電力モードは自動的にオフになります。

iOS 9は省電力設計

アップルによると、iOS 9はiPhoneのバッテリ使用量を可能な限り抑えた設計になっているそうです。例えば、iPhoneの画面を下にして机などに置くと、環境光センサーと近接センサーによりiPhoneがそれを認識するため、通知を受け取っても画面がオンになることはありません(iPhone 5s以降)。

こういったiOS 9 の細かな設計により、通常モードでも、バッテリー駆動時間は1時間程度伸びたとされています。

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