アップル、SIMフリー版iPhone 5s/5cの販売を開始
アップルは22日、Apple Online Storeで、SIMロックフリー版のiPhone 5sと5cの販売を開始しました。価格は、iPhone 5sの16GBモデルが7万1800円、同32GBモデルが8万1800円、同64GBモデルが9万1800円。出荷予定日は、全モデルとも1～2週間。
iPhone 5cの価格は、16GBモデルが6万800円、同32GBモデルが7万1800円。出荷予定日は、両モデルともに1～3営業日。
アップルのホームページでは、SIMフリー版iPhoneが、ソフトバンク、au、ドコモの回線に対応していることを明記しています。そのうえで、通信事業者と複数年契約を結びたくない場合や、海外で地元の通信事業者を使いたい場合などは、SIMフリー版iPhoneの使用をおすすめする、と案内しています。
これまで通信3社は、iPhoneの販売価格を実質0円にするなどして、購入者をサポートする一方で、SIMにロックをかけさらに2年契約とすることで、ユーザーを囲い込んできました。
今回、アップルが販売を開始したSIMフリー版iPhoneを使えば、乗り換えの際も、そのまま端末を使い続けることができますが、通信3社と契約する場合は、割引サポートが受けられないため、トータルのランニングコストは割高になります。
とはいえ、iPhone購入の際の選択肢がまた１つ増えることは、いうまでも無く歓迎すべきことでしょう。
