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iPhone5Sの初期出荷台数は限定的 - 指紋認証チップの生産難航で

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今年2013年9月にリリースされると噂されているiPhone 5Sですが、指紋認証チップ、LCDドライバICチップの生産難航で、最初の四半期内の出荷量が減少する見通しです。ある業界筋の情報として、台湾のDIGITIMESが伝えております。

iPhone 5S向けの指紋認証チップとLCDドライバチップの大量生産は、6月末か7月初めに開始されるはずでしたが、生産量に関する問題のため、両チップの商業生産が7月末にずれ込む模様です。これにより、iPhone 5Sの供給も遅延するだろうと情報筋は説明しています。

指紋認証チップは、アップルが2012年7月に3億5600万米ドル(約354億円)で買収したAuthenTec社の設計。このチップの元の設計に関する問題のせいで生産量が落ちており、これと関連してか、アップルは指紋認証チップの生産を、台湾の半導体メーカーTSMCに、チップの包装についてはXintecにアウトソースしているとのことです。

iPhone 5Sの最初の出荷量は約300万台と言われていますが、これが第4四半期に延びて、同四半期のiPhoneの総出荷量は、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5S?も含めて、3000万台に達する見込みが濃厚です。

他方、サムスンはGalaxy S4の出荷目標を、第3四半期、第4四半期ともに2倍増しに修正し、それぞれ1700万台、1500万台としたと報じられています。

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