WWDC 2013: 新MacとiOS7がデビュー、iPhone5Sと新型iPadは秋に持ち越しか
ティム・クックCEOは28日夜、テレビ番組に登場して多くを語りましたが、これに続いて、著名なアップル関連のジャーナリストであるジム・ダーリンプル氏が、来月のワールドワイドデベロッパーズカンファレンス(WWDC)に向けた期待について投稿しております。米国のMacRumorsが伝えております。
ダーリンプル氏はアップル内部にコンタクトがあると言われていますが、その投稿において、同氏がアップルから何か情報を得ているのか、また単にWWDCに先立っての期待にすぎないのか判然としません。
ダーリンプル氏によると、新iPhoneまた新iPadは登場しないとのこと。理由は、iPhoneとiPadはフラッグシップモデルであり、それらは別に独自のメディアイベントをもつはずだというものです。一方、Macはそれ独自のイベントを常にもつわけではないとし、今回のWWDCでMacのアップデート告知があるのではないかと書いています。
「Macは今でもアップルの重要な製品の一部。しかしMac向けに特別なイベントが開催されるとは思えない。よって、もしかりに開催されるとすれば、それはかなり凄いイベントになるはずだ。
Mac製品はWWDCのティム・クック氏による基調講演に実にふさわしいテーマだ。僕が本当に期待しているのは、そんな形でのMacというハードウェアのアップデートだ」
ダーリンプル氏は、アップルがMacとiOS双方の新バージョンを披露すると見ており、そのことは28日のティム・クック氏の発言で確実なものとなりました。これまでの報道では、iOSのユーザーインターフェースが、ジョナサン・アイブ氏の主導によって大きく変更されると言われています。「フラット」な、脱スキューモフィックデザイン(実物、現実世界のテクスチャーやモチーフを模したもの)になると噂されています。
KGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏は先月、アップルのノートブックがWWDCでアップデートされ、WWDC閉幕後に、非Retinaモデルが出荷されると述べました。Retinaモデルは、ディスプレイの生産上の問題から出荷が遅れるとのことでした。
新iPhoneと新iPadについては、今秋リリースというのがもっぱらの噂です。Retinaディスプレイ搭載のiPad mini、指紋認証センサー搭載のiPhoneが登場すると見られています。