iPhone 5S、新「タッチオンディスプレイ」搭載か？
次世代iPhoneをめぐる噂を信じるとすれば、それはバラエティーに富んだサイズと色のラインナップが登場するのではと期待してしまいます。最新の情報によると、アップルは約一年後、iPhone 5のインセル式技術を止めて、台湾のTFT-LCDパネルメーカーである奇美電子(Chimei Innolux)製の、新しい「タッチオンディスプレイ」技術に乗り換えることになるかもしれません。これは現在アップルのiPhone 5が抱えている干渉の問題を防ぐとされています。米国のCult of Macが伝えております。
iPhone 5において、アップルがインセルタッチ技術を採用したことで、デバイスは劇的に薄板化しました。これまで二つに分かれていたLCDパネルとデジタイザを一つに融合することで、iPhoneのディスプレイをはるかに薄くすることができました。しかし中國時報(China Times)によると、インセルタッチ技術はiPhone 5に干渉の問題をもたらすと報じています。
この干渉の問題は、iPhone 5のスクロールの誤作動の原因と言われており、指でスクリーンを高速でスライドし続けると、タッチインプットが機能しなくなるという現象です。
中國時報はこれについて、奇美電子の「タッチオンディスプレイ」で防ぐことができ、またスクリーンも同じようにスリム化できるとしています。同社はすでに試作品をアップルに送付済みで、テストと認証を受けている模様です。これらがすべてうまく行けば、次世代iPhoneには新技術がお目見えします。それはおそらくiPhone 5Sとなるでしょう。
