iPhone 5S（iPhone 6）は夏発売？ サイズ、カラーバリエーションは多様化へ
「アップルは、既にiPhone 6をiOS 7上でテストしている」2013年に入ってからも、こんなiPhone 6の噂が盛んに聞こえてきます。さらに別の噂では「アップルが今年の夏のどこかで、複数のカラーバリエーションを持つiPhone 6を発表する準備を始めている。場合によっては、画面サイズも選べるようになるかもしれない」とも言われています。米国のGottaBe MOBILEによるレポートです。
Topeka Capital Marketsのアナリストであるブライアン・ホワイト氏がBGRに掲載した記事によれば、アップルは新しいiPhone 6（ホワイト氏は"iPhone 5S"と呼んでいますが）を6月までに発売することを目指しているかもしれないとのことです。同記事の中で、iPhone 6の発売時期が、場合によっては5月になる可能性についても言及しています。
ホワイト氏は、アップルがiPhone 6を発売するときは、iPod touchやタブレットのiPadと同じように、ユーザーが色や画面サイズをより自由に選べるようにするかもしれないと考えています。なるほど、iPod touchシリーズはさまざまなカラーバリエーションが販売されていますし、iPadシリーズでは9.7インチの第4世代iPadと7.9インチのiPad miniが選べることを売りにしています。
iPhone 6の場合は、ひょっとしたら5種類のカラーバリエーションが追加され、青、ピンク、黄色、白、銀色、黒、スレートの各色が発表される可能性があります。従来のiPhoneシリーズでは、白か黒のバリエーションしかありませんでしたが。
画面サイズについては、アップルはこれまで1機種のiPhoneに対して複数の画面サイズを選択肢として提供したことはありません。現在でも、ユーザーはiPhone 5が誇る4インチ画面を選ぶか、iPhone 4S、iPhone 4、iPhone 3GSなどの3.5インチ画面を選ぶしかありません。iPhone 6については、発売当初から複数の画面サイズを提供できるように準備しているかもしれません。ただし、大小の画面がどんなサイズになるのかは明らかにされていません。
現在のiPhone 5に搭載されている4インチ画面をさらに引き延ばしたものになるかもしれないし、あるいは従来よりも競争力を上げるために、より画面の小さいiPhoneの発売を画策しているのかもしれません。
ここで肝に銘じておいていただきたいのは、アナリスト達の記事が常に正確だとは限らず、まるきりの見当外れに終わることもしばしば起こるということです。しかしながら、「アップルが今年の中頃に次期iPhoneの発売を計画している」との噂は、アップルがiOS 7上でiPhone 6のテストに入っていると示唆する記事の中で、これまで何度も聞かされてきました。
iPhone 4を発売するまで、アップルは6月のWWDCでiPhoneの新機種を発表し、その直後に発売を開始するというスケジュールを守ってきました。仮に上記の噂やアナリストの予測が信頼できるとすれば、2013年も同じスケジュールで行動することはありえるでしょう。
