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2013年、アップルの新たな企て10の予想

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アップルは2012年の終わり、iPhone 5の売上が翳りはじめ、同社株を手放す投資家らのせいで収益を減らしながら、新年となる2013年を向かえました。アップルはこの3か月だけで、22%もの企業価値を失いました。米国のForbesが、アップルが2013年、新たに企てている10のことについて伝えております。

諸々の問題がアップルに影響を及ぼしているにもかかわらず、同社は今でも、世界で最も収益の高い企業の一つであり続けています。さてアップルは、この高収益をいかにしてキープしていくのでしょうか。同社は2013年、何をしようとしているのでしょうか。その新たな企てについて考えてみます。

10. アップル製テレビ登場か?
伝えられるところによると、アップルは大型の高解像度ディスプレイというコンセプトについて検討中です。その情報元はウォールストリートジャーナル。かなり信憑性の高いもので、かつて同社が伝えた、小型iPadの試作品についての報道も、正鵠を射たものでした。実際それから一年もしないうちに、iPad miniがリリースされました。

9. 修正版MacBook
これは難しい話ではありません。ただアップルが2013年、MacBook AirとMacBook Proをアップデートするとしても、そのフォームについては現状維持となれば、少し期待外れと感じる向きもあるでしょう。DigiTimesによれば、デザインは同じとのことです。

8. Retinaディスプレイ付きiPad mini
これが3月に出るのではないかとの噂もありますが、アップルが次世代iPad miniの開発を継続中であることは間違いありません。もっともありそうなアップグレードは、やはりRetinaディスプレイでしょう。またはバッテリー寿命の向上です。

7. 学校教材および教科書向けに
iPad miniが現在リリースされていますが、アップルはより一層、学校向けに自社製品をプッシュしてくることでしょう。iPad 4が499米ドル、iPad 2が399米ドルですが、iPad miniであれば329米ドル。また相手が学校などの教育機関であれば、大量購入となるので、さらにディスカウントもされます。教育機関へのアップルの浸透は続くことでしょう。

6. MacBook Proの名に恥じないもの
アップルが15インチのRetinaディスプレイ付きMacBook Proを開発したことは多くの礼賛を集めましたが、13インチモデルをリリースした時は、多くの不満も聞かれました。アップルは2013年、これを上回る製品を出すことが期待されています。

5. Siriの再生
アップルのマップアプリは全然だめでした。アップルは軌道修正を迫られています。Final Cut Proはかつて成功を収めましたが、いくつかの主要な特徴と評判の良かったインターフェースを無しとする、疑問の多いアップデートをしたこのソフトウェアを、アップルは外してしまいました。

Final Cut Proはプロやフィルムメーカー向けなので、それはアップルが力を入れたい市場ではありません。アップルは代わりに、Siriに注力することになります。

Siriを批判していた人々も多かったですが、現実は、この音声コントロールによるアシスタント機能のおかげで、アップルは記録破りの売上を達成しました。このため、iPhone 4Sのコマーシャルでは、いつでもSiriがピックアップされていました。

Siri(いまだにβ版です)が世に出て一定の期間が経過しています。アップルがこれを次世代のiPhoneにも続けて採用していくだろうことは、当然と言えば当然です。

4. アップルのTVアプリ
新たな噂では、アップルはクリスマス前、セットトップボックスにアプリを加えるとのことでしたが、実際はそうなりませんでした。しかし、いずれそれが出てくるだろうことは明らかです。

3. 新しいiデバイス
インテルは、MacBook Airに対抗するため、ウルトラブックとそれを支えるプロセッサーを作り出しました。iPhoneに対しては、一連のスマートフォン向けプロセッサーも開発しました。

そして新しい噂によると、インテルは、スマートウォッチの開発に向かっているようです。そしてそのせいで、アップルに助けを求めているとのことです。

2. さらにiMac、Mac Proはなし、Retinaディスプレイもない
Mac Proをなくしてほしくないとの願いはむなしいものになります。2013年、新しいMac Proが出てくることはないでしょう。

悪い知らせはこれだけではなく、アップルが次回、iMacをアップデートするとしても、Retinaディスプレイは期待できません。4K TVについては、大型Retinaディスプレイは生産にコストがかかりすぎます。

1. 別種のiPhoneが登場する
iPad miniに何か教訓があるとすれば、それは、消費者が小型デバイスを好むということでしょう。これは現在のスマホのデザインのトレンドに反しているようです。スマホは日に日に、可能なかぎり大型化を遂げています。しかしアップルの戦略はうまく行っているようです。

アップルとしては、現行のiPhone 5の売上を損ないたくないので、噂されるiPhone 6やiPhone 5Sを冬または春にリリースすることはないでしょう。そんなことをすれば、すでにiPhone 5をすでに購入した人々を怒らせることになりますし、新iデバイスのアップデートが間近となれば、数か月のあいだ買い控えをする顧客も出てくることでしょう。

というわけで、アップルができることは、別種のiPhoneをリリースすることです。そこにはiPhone 5の売上を損なわないものという条件が付きます。ここでiPhone miniのお出ましです。

あるユーザーが作成したイメージは印象的です。スクリーンサイズを小さくすることなく(アップルにできるかどうか未だ不明)、デバイス自体を小型化しています。全体がディスプレイだけで構成されているようなイメージです。

さて新年2013年、アップルの快進撃はまだまだ続くと見られていますが、今後の展開はまたのお楽しみとして取っておくようにしたいですね。

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