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ソニーの新スマホ、iPhone 5とGalaxy S3に挑戦状

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ソニーモバイルコミュニケーションズは未だ、iPhoneやサムスンのGalaxy SⅢに拮抗しうるスマートフォンを打ち出せていませんが、同社は2013年、Xperia Tに続く新旗艦モデルを登場させ、それが最高のスマホとなるだろうと約束しています。英国版CNETが伝えております。

「近い将来、フラッグシップとなるソニーの新スマホモデルが、アップルのiPhone、サムスンのGalaxy S3と対決することになる」と、同社のトップ。

ソニー幹部であるデニス・ヴァン・シエ氏はドイツで、Financial Timesのインタビューに答えつつ、ウィンドウズフォン8が成功すれば、同社がアンドロイド系スマホの他に、複数のウィンドウズフォンの生産開始をする可能性があると確言しました。「もし成功すれば」とのことですが、これは明らかにウィンドウズ系の新スマホ開発を指しており、同社がスマホ戦争において気を緩めているわけではないことを示しています。

ソニーは長年のパートナーであったエリクソンを捨てて以来、スマホ業界では目立つ動きもなく孤立している感があります。Xperia SにリードされるXperiaフォンの新シリーズは、きわめて的確にアンドロイドのライバルとなっています。ジェームス・ボンド映画の新作である『007スカイフォール』に、Xperia Tがほんの少し登場したのは、とても印象的でした。何かが変化する予感がします。

これらのことは、来年開催のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、新しいソニーのスマホが登場することを示唆しているようです。CESは来年1月の第2週、米国ラスベガスでテクノロジーの大々的なお祭りとして開かれます。もちろんCNETも参加します。

ソニーはまた、新しいアンドロイド系タブレットも開発中ですが、「タブレットで稼ぐのは非常に難しくなっている」と苦言も呈しています。その理由は、Googleが安価なタブレットを販売しているからではありません。ソニーは、アンドロイド系タブレットで、何か困難なことにチャレンジしている数少ないメーカーの一つです。

Sony Tablet S、Tablet Pなどがありますが、残念なことに、あまり儲かっていません。Vaio Duo 11などのハイブリッドタブレットの品質から判断しても、ソニーはウィンドウズ8デバイスで、もっと成功を収めていてもおかしくありません。

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