アナリスト予測「iPhone 5の販売台数は2億5000万台」史上最大規模の発売迫る
iPhone 5 vs Galaxy S3
新iPhoneの噂もクライマックスを迎えつつあり、ヒステリックな興奮で持ち切りです。アップルはiPhone 5について、発表と目される9月12日のイベント告知をまだしていませんが、いざデビューとなると、それはアップル史上最大級のスペクタクルのひとつになると、あるアナリストは述べています。米国のPC Magazineが伝えております。
FBRキャピタルのアナリストであるクレイグ・ベーガー氏は最近、投資家向け書簡に、「iPhone 5のリリースは、投資家にとっても消費者にとっても、アップル史上最大級のデバイスアップグレードになる可能性がある」と書いています。
ベーガー氏の予測によると、iPhone 5は、そのライフサイクルが2~3年となる見込みですが、2億5000万台を売上げる可能性があり、「アップル史上、最大級の単一製品になる」としています。
米国においては、携帯電話の契約やアップデートのサイクルが障壁となるかもしれませんが、ベーガー氏曰く、FBRの分析によると、人々はふつう自身の契約環境よりも製品自体の魅力に突き動かされることが分かっています。真新しい新製品の魅力を前にしては、早期解約やアップグレードの費用など関係ないというわけです。
また、中国のチャイナモバイルがiPhoneを扱うとなれば、2013年上半期中に、1300万台を売上げるのではないかと、ベーガー氏。チャイナモバイルは現在、約4350万人の契約者がいます。
ベーガー氏はまた他にも、アップル史上最大級かつ最もよくバランスの取れた製品サイクルにとっての触媒が2つあると書いています。サプライヤー筋の情報によると、アップルはiPhoneを月単位で1800~2000万台注文している模様です。
またiPadミニも9月12日にお目見えする見通し。ベーガー氏によると、「iPadミニは新iPadの小型版というよりも、iPhone 5の大型版になりそうだ。サプライヤーも構成部品も殆ど同じ」とのこと。
「iPadミニの生産ボリュームは不明。このデバイスについては、分からないことが多い。もしアップルがiPadミニも発売するとすれば、アップルのサプライヤー向けには、また別のチャンスになる」と、ベーガー氏。
iPhone 5について大きな期待を寄せているのは、ベーガー氏だけではありません。Jefferiesのアナリストであるピーター・ミセク氏も先週、「iPhone 5の発売はスマートフォン史上最大級のになる」と予測しています。
※台湾のDIGITIMESは21日、iPadミニの9月以降の月間生産台数が400万台になる見込みだと伝えています。