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iPhone5に期待を寄せる15の機能 (2/3)

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6. 拡張可能ミニSDカードサポート

iPhone 4Sのメモリーサイズは、 16GB、 32GB、64GB。iPadも同じメモリーの品揃えです。しかし市場では、iPhoneを除いて、たいていのスマートフォンに拡張可能なミニSDカード用スロットが付いています。ユーザーは、デバイスのメモリーを10倍以上に拡張することができます。しかしiPhoneを使っていてメモリーが足りなくなれば、いくつかのコンテンツを削除しなければなりません。あるいは、よりメモリー容量の多い機種にアップグレードするしかありません。

というわけで、64GBのiPhoneを買っても、高解像度のビデオなどがたくさんあると、メモリーは直ぐにいっぱいになってしまします。

可能性:30%

7. iOS 6

これは見込み濃厚です。アップルはiPhone 5において、次世代モバイル用OS(オペレーティング・システム)をリリースすることになるでしょう。何といっても、タイミング的にもぴったりです。iPhone 4SとともにiOS 5が出て、iPad 3とともにiOS 5.1が出ました。新iPhoneとともに、iOS 6が出るだろうことは容易に想像がつくことです。

しかしiOS 6に関する情報は限られており、まだ無いに等しいと言っても過言ではありません。かりに4G LTEとNFC(近距離通信)がハードウェアに組み込みとなると、それをサポートするソフトウェアも追加されることでしょう。また、 iPhoto、 iWork、iCloudのアップデートも期待されます。そして何よりも、アップルは、アンドロイドというライバルに対抗するために、そのOSをさらに強化する必要性に迫られています。

可能性:90%

8. IMAP Eメール

iPhoneは現在、iCloudやマイクロソフトExchangeを除いては、瞬間メール着信通知(プッシュ通知)をサポートしていません。しかしiCloudのEメールはビジネス用ではないし、Exchangeはそうですが、多くの人はあまり使っていません。これはビジネス上、問題となる場合もあり得ます。IMAP Eメールは、デバイスに瞬間通知されるのではなく、一定の時間間隔でサーバーからメールを「取って」きます。これは場合によっては、送信後も、重要なメールが5回、10回とダウンロードされてしまうことがあります。

しかし、もしアップルがプッシュ通知サポートを実現しようとするとすれば、何百万ドルもの投資が必要です。正直、インセンティブがあるとは言えませんね。

可能性:30%

9. マイクロUSBポート

これはちょっと難しいところです。EU全体でマイクロUSBポートが唯一の規格として合意されており、ブラックベリーのリサーチ・イン・モーション、サムスン、ノキアと並んで、アップルもこれに合意しました。

しかし、アップルが現在のiPhone及びiPadの30-ピンドックコネクターを変えるとなると、同社は多大な出費がかさみます。そこで、アップルはこのEUのルールを遵守するため、マイクロUSBから30-ピンドックに変換する付属品を製作し、上記の合意をうまく回避しました。イギリスでは8英ポンド(約1000円)で販売されています。

iPhone 5にマイクロUSBドックが付属することは、なさそうです。もし付属すれば、ユーザーとしては有難いですが、諸々の事情を勘案すると、その可能性は低いでしょう。

可能性:30%

10. マイクロドックコネクター

新iPhoneでの実現可能性がより高いのは、さらに小型化・高密度化した30-ピンポートです。アップルはデバイスの大きさを極力小さいものにしたいと努力を続けています。標準的な現行の30-ピンコネクターの代わりに、データ送信及び充電の転送率はそのままに、しかしサイズは小型化したものが実現するかもしれません。

実現するとなると、新ユーザーらのために、アップルは現在のラインアップを捨て、付属品、ドック、コネクターを新たに作り直すことになります。同時に、付属品メーカーである第三者企業も、当分は困ることになるでしょう。しかし小型化によって生まれたスペースは、少しでもバッテリーを大きくすることに寄与します。今後、消費電力の大きい4G LTEが主流になることに配慮すれば、この路線は十分にありと言えるでしょう。

可能性:70%

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