iPhone 4S空前のセールスを記録 iPhone 5はモンスターレベルに
昨年のクリスマス休暇を含む四半期のアイフォンの売上は、iPhone 4SがiPhone 4と同じデザインだったにもかかわらず、3,000万台を超える見通しです。となると、完全にデザインチェンジすると見られるiPhone 5のセールスは「モンスター級」になるのではないか...。米国のApple Insiderが、米投資銀行Piper Jaffrayのジーン・ミュンスター氏の推計を元に伝えております。
ミュンスター氏は投資家向けの書簡に「12月期のアイフォンの売上は2,600万~3,000万台。これは控えめな数字で、米調査会社NPD Groupの数字は3,400万台に上る」と記しています。同氏は、これらの記録的な数字以上に、完全に再デザイン化される次世代アイフォンが近い将来はじき出すであろう数字は、恐ろしいものになるのではないかと見ています。
「12月のアイフォンの売上が、新デザインという要素がゼロだったにもかかわらず、9月の1,700万台から増加して3,000万台となれば、またアイフォン使用者の94%が買い替えを検討していることも含めると、デザイン一新となるiPhone 5(8月リリースか)は、モンスター級のデビューを飾ると考えられる」とミュンスター氏。
同氏の推計によると、昨年12月を含む四半期のアップルの総売上中iPhoneは48%、iPadは21%、マックPCは17%を占めたとのこと。非公式の調査でiPadの需要は前年比68%増、第3世代iPadリリースは4月と見られています。マックPCは同四半期、520万台の売上で前年比25%増。
もしこの推計が正しいとすれば、同四半期はアップル製品にとって記録的なものです。当初iPad とマックPCの売上予想は、それぞれ1,120万台と490万台でした。一方、6月を含む四半期のiPhoneの売上は、2,034万台。
アップル公式の売上発表は今月24日です。