iOS向けYouTubeアプリがアップデート - iPad／iPhone 5に最適化し、AirPlayにも対応！
グーグルは、12月4日（現地時間）に実施したGmailやその他多数のiOSアプリのアップデートに伴って、アップルiデバイス向けのネイティブアプリであるYouTubeをリリースしました。これはiPadおよび4インチ画面のiPhone 5に合わせて最適化したアプリで、その他にもさまざまな改良が施されています。AppleInsiderによる報告です。
今年の9月、グーグルは初めてのiOS用単体アプリとして、YouTubeを発表しました。そのとき、このアプリは、同社がiPadとiPhone（当時未発表だったiPhone 5も含みます）でも動作するユニバーサル版を作るまでの一時しのぎであろうと周囲から見なされていました。
これまでiPadユーザーがYouTubeにアクセスしようと思ったら、サードパーティのアプリをダウンロードするか、Safariを通じてあちこちにあるウェブのビデオサービスを利用するしかありませんでした。4日のアップデートにより、YouTubeのアプリがすべてのiOS機器（RetineディスプレイのiPadも含みます）に対して、ネイティブとなったのです。このアプリは、iPhone 5の4インチ画面もサポートしており、iOS 6発表以前のオリジナル版YouTubeで評判が悪かった、ランドスケープ（横画面）モードでビデオを観るときの"黒いバー"が表示されなくなっています。
YouTubeは、このように新しい機器との互換性を重視するだけでなく、アップルのAirPlayをサポートするようになり、ビデオの内容をワイアレスでストリーム送信し、Apple TVを介して大型画面で観ることができます。
リリースノートによれば、Version 1.1.0.4136の追加変更点は次のとおりです。
●iPadとiPhone 5に合わせて最適化
●AirPlayを通じたビデオのストリーム再生
●ロゴをタップしてチャンネルのガイドを開くことが可能
●プレイリストからビデオの削除と追加が可能
●ビデオの解説に、クリック可能なリンクを埋め込み可能
●VoiceOver（視覚障害者や学習障害者のための英語の音声インターフェース）により、使い勝手が向上
iOS用YouTubeのアプリは容量が11.6MBで、アップルストアから無料でダウンロードできます。
