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iPhone 5 対 Galaxy S3:最新かつ正確無比のディスプレイはどっち?

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iPhone 5はすでに、発売開始3日間で500万台を売り上げました。しかし話題騒然の4インチスクリーンなるものは、iPhone 4や競合サムスンのGalaxy S3のスクリーンに対して、どれほどスゴイものなのでしょうか?米国のPCMAG.COMが伝えております。

DisplayMateは3つのスマートフォンの旗艦モデルを徹底比較、ディスプレイ技術がどこまで進歩してきているかを検討しました。DisplayMateのレイモンド・ソネイラ社長はその結果を受け、「ディスプレイの品質を真剣に受け止めている」と書いています。同社チームは、詳細な測定基準と目視検査をもとに各機種を比較。そしてiPhone 5は「真に最新式で正確無比のディスプレイ」を備えていると結論しました(同社サイトによる)。アップル社の新しいスクリーンは、完璧ではないが、現時点では最良のスマホディスプレイであるとのこと。

ほとんど全ての比較カテゴリーにおいて(ディスプレイ輝度の減少及び視角を除く)、同調査は、大幅に改良されたiPhone 5のスクリーンに軍配を上げています。スクリーン面積が18%広がったことを別にして、DisplayMateはいくつか大きな改善点を挙げました。

スクリーン反射率の大幅な減少。iPhone 5の反射率は最も低いものでした。間接照明に対して高いコントラストを示しており、このことは戸外においても色とコントラストが薄れないことを意味しています。

「アップルは柄にもなく、iPhone 5のディスプレイが大幅に向上したことを、あまり誇示していない」と、ソネイラ氏。

色質と色精度もまた相当に改善されており、新iPadに似たキャリブレーションのアップグレードも付加されています。

他方、アップルや他のスマホメーカーのLCDと異なる、Galaxy S3のOLEDディスプレイは、多くの弱点を抱えています。輝度の低さ、偏った色域、電力効率の低さなどです。

ソネイラ氏とそのチームは、サムスンが新しいOLED技術を開発したことは礼賛していますが、もう少し小さいディスプレイの採用を提案し(Galaxy S3は4.8インチスクリーン)、スクリーン輝度アップと使用可能時間アップのために、より大きなバッテリーの追加について示唆しました。DisplayMateは全般的に、色の精度を上げる目的で、メーカーに対してディスプレイのキャリブレーションを求めています。

同チームはクパチーノにあるアップル社に向けて、iPhone 5の耐久性(intensity scale)を新iPadのそれにマッチするように変えるべきだとしています。ソネイラ氏はまた、各ユーザーがディスプレイを自分の好みに調整できるよう、彩度とイメージコントラストのイコライザー(等化器)のようなものの採用を提案しました。

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