ソニーXperia ZがiPhone 5に勝る10の特徴および機能
アップルは昨年9月、現在最新のiPhoneであるiPhone 5をリリース、市場でもっとも売れているスマートフォンの一つとなっています。しかし今年2013年は、これに対抗するデバイスの登場で、少し風向きが変化しそうな予感です。その対抗馬の一つがソニーのXperia Zであり、魅力的な機能が満載です。Xperia ZがiPhone 5に勝る10の特徴および機能を、米国のGottaBeMOBILEが紹介しております。
米国ラスベガスで今年1月に開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)ですが、HTC、モトローラ、サムスンなど多くのプレーヤー企業は、そのスポットライトを利用して、自社の新フラッグシップとなるスマホをお披露目することはありませんでした。しかしソニーだけは別で、今年2013年の旗艦モデルとなるXperia Zを登場させました。
ソニーXperia Zは、ソニーのXperia シリーズ最新のスマホモデル。実に印象的です。GottaBeMOBILEはXperia Zに強い印象を受けたので、同サイト主催CES2013の「ベストスマートフォン」にXperia Zを選出したほどでした。これまでソニーが生み出したスマホの中でも、Xperia Zは出色の仕上がりと見られました。
このことが数百万ドルを超える売り上げに直結するかどうかは未だ分かりませんが、米国での公式リリースによって何かが起こるのは確かで、控え目に言っても、Xperia Zは、数多いスマホ市場の中でも群を抜いて優れたモデルであること明らかです。その好敵手の一つは、もちろんアップルのiPhone 5です。
iPhone 5は2012年後半、大きな喝采とともに登場。それ以来、iPhone 5は世界中で数千万台を売り上げ、買い物客のショッピングリストのトップの座を占めています。しかしiPhone 5は人気の高いスマホですが、完璧なデバイスではありません。実際、Xperia ZがiPhone 5に勝っている機能はたくさんあります。
さてここで、ソニーXperia ZがアップルiPhone 5に勝っている特徴および機能を10挙げてみることにしましょう。
1 カメラ
iPhone 5は2012年、機能向上した背面カメラを搭載しました。しかし今年2013年は、競合他社の追い上げから、話は変わってきつつあります。その一つがソニーで、Xperia Zはゴージャズな13MPセンサーを搭載。これはスマホ向けとしては初の、HDRビデオ撮影が可能となるセンサーです。
ソニーXperia Zのカメラは、単にメガピクセルがスゴイだけではありません。Exmor RSセンサーは、きれいな発色を維持しながら、それを台無しにするノイズを消す能力を備えています。
HDRビデオによって、高コントラストな環境下でもビデオ撮影をすることができます。例えば、背景に太陽が輝いているようなコンサート会場で、友人の姿をビデオ撮影するような場合です。
他にも、パノラマショット、バーストモード、素晴らしく高速なピンチ&ズーム、Superior Autoなどの特徴があり、高品質な写真を自動的に撮ることができます。
iPhone 5のカメラも良いですが、ソニーXperia Zの機能特徴の充実はそれを上回るもの。そんなことからも、次期iPhone であるiPhone 5Sには、13MPソニーセンサーが搭載されるという噂が上がっています。
2 防水・ 防塵デザイン
Xperia ZもiPhone 5も、非常に素晴らしいモダンなデザインです。iPhone 5は陽極酸化処理されたアルミニウムの背面ボディで、ガラスと金属のバンドがそれを支えます。Xperia Zは、正面と背面の両方にガラスを配し、ボタンはアルミニウムです。
双方ともに超薄型モデルで、iPhone 5は7.6mm、Xperia Zは7.9mm。しかしXperia Zの勝る点が一つあり、それは丈夫さです。
ソニーXperia Zは防水・防塵デザインで、水中に一定時間を沈めても大丈夫とのこと。ソニーは、防水仕様として深さ1メートルまでは問題ないとしています。また防塵仕様により、汚れたデスクに置いたり、場合によっては砂の中に落としても、その影響は軽微とのこと。
3 1080pディスプレイ
HTCのDroid DNAは、スマホとしては初となる、1080pディスプレイ搭載モデルとなりました。ソニーXperia Zもこれにならい、ゴージャスな5インチディスプレイです。
Xperia ZはフルHD 1080p、448ppi(1インチ当たりのピクセル数)を特徴とし、写真、ビデオの見映えをファンタスティックに向上させています。映画、ビデオ、ウェブ閲覧時のテキストも、リッチで精細な映りです。
iPhone 5も素敵なディスプレイです。4インチスクリーンですが、HDではありません。326ppiなので、Xperia ZのフルHDの品質には劣ります。スマホでたくさんのコンテンツを観る人にとって、フルHDはうれしいポイントです。
4 スマートディスプレイ
高解像度と1インチあたりのピクセル数だけが、ソニーXperia Zの卓越ではありません。ソニーはブラビアTVのエンジニアに仕事をさせ、ディスプレイの見映えを高めるだけではなく、高度にスマート化することも成し遂げました。
ディスプレイはソニーのBravia Engine 2。これはディスプレイを、状況に応じて自動的に調整します。例えば、高コントラストの場所では、スクリーンは自動でコンテンツの暗所をより暗化させ、より細部を際立たせます。低質のコンテンツを観るとき(YouTubeなど)、スクリーンは自動でノイズを削減し、ビデオをクリアにします。
さらに自動でシャープネスフィルターを用いて、ディスプレイ上のコンテンツの細部をより精彩により豊かにする機能も備えます。
繰り返しますが、iPhone 5のRetinaディスプレイは良いものです。しかしソニーがXperia Zのディスプレイで成し遂げたことは、コンテンツの見映えをより一層良くするものです。
5 カラー選択肢の広がり
当面は、iPhoneも、ブラック&ホワイトの2色の選択肢が続くでしょう。自分の好きな色のケースを付けたり、色を染めたりする人もいますが、どうしても余計なコストがかかります。
iPhone 5Sはマルチカラーになるという噂もありますが、今のところiPhone 5は、2色の選択肢しかありません。
一方、Xperia Zは初めから3色の選択肢があります。ブラック、ホワイト、そしてパープルです。
多彩な色ぞろえというわけではありませんが、今後ソニーが、カラフルな色ぞろえを用意しないとは言えません。少なくとも今時点で、Xperia Zには3色あり、2色のiPhone 5に一歩リードしています。
6 バッテリースタミナ・モード
iPhone 5は、どのスマホと比べても最良の4G LTEバッテリー寿命との定評です。Xperia Zも2330mAhの良好なバッテリー寿命です。しかしXperia Zは単にバッテリー寿命だけではなく、その設定において巧妙な進歩を遂げています。
ソニーは、バッテリースタミナ・モードと呼ばれる機能を搭載、高品質なバッテリーライフをユーザーに保証します。
バッテリースタミナ・モードでは、ディスプレイがオフすると、必要でないスマホの機能もオフします。デバイスは通知をアクティブにし続け、ディスプレイが再びオンすると、その機能を回復させます。さらにデバイスがスタンドバイ状態になると、Wi-fiとデータ通信を切ります。
iPhone 5で発生したような、スタンドバイ時のバッテリー電源漏れ問題は、Xperia Zでも発生するかもしれません。しかしバッテリースタミナ・モードがあれば、それを軽減する助けとなるでしょう。
※ドコモ版Xperia Zではスタミナモードはカットされています。
7 プレイステーションとの関係
Xperia Zはソニーのスマホです。その利点の一つとして、プレイステーションとの関係があります。よってプレステフォンと見ることができます。以前、ソニーXperia Playというものがありましたが、それよりははるかにマシでしょう。
これはデバイスによって、プレイステーションストアにアクセスし、ゲームのカタログからダウンロードできることを意味します。オールドファンはこれを懐かしく思うでしょうし、若い人はGoogleのプレイストアにすでに見られるようなゲームに加わるものと見ることでしょう。
確かに、iPhone 5用にApp Storeにはゲームがたくさんあります。しかしiPhone 5はプレイステーションフォンではないし、ゆえに、プレイステーションストアのコンテンツにはアクセスできません。
8 NFC(近距離通信)
NFCもまたいつか、iPhoneに搭載となるかもしれませんが、今現在、iPhone 5にそれはありません。NFCのサポートがあれば、携帯電話がモバイル財布となります。たいていのアンドロイドスマホは、すでにこの機能を備えています。
Xperia Zも同じです。NFCを備えており、Googleウォレットのようなモバイル支払いサービスと互換性があります。しかしこの互換性は、携帯キャリアによって異なるようです。
さらに、アンドロイド向けのスマートタグおよびスマートコネクションアプリとの互換性があります。スマートタグは、タッチすると、デバイスをある種のモードに置きます。例えば、Xperia Zのユーザーが、アクティブスマートタグをタップすると、自動で音楽が流れたり、GPSが始まったり、スポーツ系アプリが立ち上がったりします。
要は、Xperia Zを日常の使用の中に取り込むのは簡単だということで、iPhone 5がNFCの欠如から出来ないことも、Xperia Zであれば出来るということです。
9 マイクロSDサポート
iPhone 5にはマイクロSDカードスロットがなく、代わりに、16GBは199.99米ドル、32GBは299.99米ドル、64GBは399.99米ドルという3つのの記憶容量モデルが用意されています。もっとも安価でもっとも容量の小さいモデルを買った人はいずれ、写真、ビデオなどで、クラウドのストレージに頼るしかなくなります。
一方、16GBのXperia Zであれば、マイクロSDカードスロット付きなので、32GBのマイクロSDカードで拡張が可能です。マイクロSDカードはとても安価なので、Xperia Zのユーザーが16GBから48GBまで拡張するとしても、あまりコストもかかりません。
もちろん、Xperia Zにもクラウドストレージという長所があることは、言うまでもありません。
10 簡単なカスタマイズ
最後は、カスタマイズです。iPhone 5は閉鎖系のiOSというオペレーティングシステムですが、Xperia Zは開放系のアンドロイドです。これが意味するところは、ユーザーはより簡単に、より愉しく、自身のデバイスをパーソナルなものにできるということです。
iPhone 5の場合、カスタマイズするには脱獄(jailbreak)する必要がありますが、それはずっと有効なわけではありません。アップルがその脱獄を修正すれば、その修正はiOSのアップグレードとしてリリースされます。すると脱獄したユーザーには、その前のバージョンのiOSに留まるか、また新たに脱獄するか、という2つの選択肢しか残りません。
アンドロイドユーザーは、大きな開発者コミュニティーによって支えられており、どんな要求にも応えてくれます。早めにリークされる主だったアップグレードであれ、カスタムルック向けのカスタムスキンであれ、アンドロイドユーザーは、膨大なオプションを有しています。このオプションは、新しいアップグレードが到来しても、消えることはありません。
アンドロイドのコミュニティー内では、新アップグレードは歓迎されます。
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