スマホ販売シェア、iPhone 5だけでなくiPhone 4SもGalaxy S3を上回る
アップルは2012年第4四半期(10～12月)に初めてサムスンを抜いて米国No.1の携帯電話販売会社となりました。一方のサムスンは世界におけるスマートフォン出荷台数で今も上位をキープしているようです。9to5Macが伝えています。
米調査会社ストラテジーアナリティクスが2月20日（米国時間）に発表したスマートフォンのモデル別世界販売台数に関する調査よると、アップルのiPhone 5がサムスンのGalaxy S3を抜いて首位を獲得し、世界で最も販売されたスマートフォンモデルとなりました。
「当社の最新の国別ハンドセットシェアトラッカーによると、アップルのiPhone 5は2012年第4四半期に史上初めてサムスンのGalaxy S3を抜き、世界で最も売れているスマートフォンのモデルとなりました。iPhone 5の第4四半期の出荷台数はおよそ2,740万台で、世界中で出荷された全スマートフォンの13％ものシェアを獲得し、史上初の世界で最も売れたスマートフォンのモデルとなっています。成功の要因は、上質なタッチスクリーンのデザイン、多くの国々への販路拡大、米国内での通信キャリアによる販売補助金サービス、などがあげられます」、ストラテジーアナリティクスは調査の中でこのように述べています。
驚くべきことに、iPhone 5の発売にあわせて割引が開始されたiPhone 4SもまたGalaxy S3の順位を上回っています。調査によるとiPhone 4Sは第4四半期に世界で1,740万台販売され、シェアを8％獲得して世界第2位の位置につけています。
「iPhone 5とiPhone 4Sはいま世界で最も売れているスマートフォンです。一方サムスンのGalaxy S3は第3位で、第4四半期の世界出荷台数は1,540万台、シェアは7％でした。Galaxy S3の世界的な需要はピークに達したようです。サムスンは今後数週間のうちに噂されるGalaxy S4のアップグレード版の導入に注力し、アップルの人気のあるiPhoneへの反撃を開始することでしょう」、ストラテジーアナリティクスはこのようにも述べています。
